090 黒歴史

ボクの家には怪獣がいる。

大きな声で泣くし、暴れるし、ボクに迷惑かけっぱなしだ。

ママとパパは怪獣にかかりっきり。

ボクはえらいから、一人でおとなしくしている。


「こんなこと考えてたの?おにいちゃん」

「るっせーな…」

「今は立派な怪獣なのに」

俺と妹は怪獣界でも有名な兄妹になった。

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