第192話 死霊の森ダンジョンへ
部屋にいる大人全員がバナナを頬張る姿は、なんだかちょっと異様だった。
「ねぇねぇクラマスー、カオるんちのダンジョンに行こうよー」
いや、アネさん、うちのダンジョンじゃないけどな。
それにアンデッドの氾濫が片付かないとダンジョンは無理じゃないか?
「そうですね。星影の皆さんをムゥナの街に送るついでにゴルダさんのところへ聞きに行きますか?その前に、カオるん、ダンジョンの詳細がわかる何かを持っていませんか?」
あるのは俺の手書きのフロアの魔物一覧くらいだが、それをタウさんへと差し出した。
皆がタウさんの近くに集まり、紙を覗き込む。
「40Fはバジですか。楽勝ですかね」
「イケるだろう」
「ゲームだと雑魚敵だがまぁ、…この世界でも倒せそうだな」
「カオるん、フロアマップは無いんですか?」
「マップはギルドで貰える」
「カオるーん、バジは何くれるの?」
「ああ、最後書き忘れてた。バジは金貨とメダルだった」
「メダルですか?何の効果が?」
「30、39のセーフティゾーンに飛べる。22Fへ戻れる。それと地下ダンジョンの21Fへ降りれる」
「という事は、40Fのボスを倒さないと地下ダンジョンには降りれない仕組みなのか」
「そうだ。街の冒険者はまだ40まで到達していないので地下には降りていない。ギルドの依頼で一緒に行動した星影の3人とゴルダ、それとAランクがふたり、俺と一緒の職場の3人…今のところメダルを持ってるのはそのくらいか」
「メダルで移動するという事はブックマークが出来ないって事ですね」
「その通り」
「カオるん、バナナはどこで貰えるの?」
「アネさん、遠足のバナナじゃないんだからw」
「バナナは26Fのノールンが出す、と言ってもフルーツを色々出すから絶対バナナとは限らないがな」
「とりあえず40Fのボスクリアでメダルを目指すけど、26Fは長居しよう!」
「そうだな」
いや、みんな、どんだけバナナ好きなんだよ。
俺はアイテムボックスからもう一枚の紙を出してタウさんに渡した。
「これは地下ダンジョンの魔物一覧だ。地下はボスがクリア出来なかった」
俺のひと言で皆が真剣な顔つきで紙を覗き込む。
「地下ダンジョンのB1ボス…、デーモンですか」
「ああ、KBB3体がやられた。俺らは即帰還した」
「デーモンですか」
「デーモン?」
「デーモンね」
「イケるよね?」
「大丈夫だと思いますね。カオるんレベルいくつでしたっけ?」
「俺?…確か56だったはず」
「ああ、なるほど。デーモンは確かレベル70くらいだったはずです。56のカオるんにはキツいですね。KBBも50くらいでしょ?」
デーモンはレベル70なのか…、やはりあそこで帰還して正解だったな。
って、皆は楽勝なのか?
「俺92だったから。デーモンはイケる」
と、ナイトのパラさんがニッコリと笑った。
「僕は91です」
「俺は89だったー」
「僕は83です」
「私88だったー」
「私は85までいってたかな」
「僕は92です」
「俺は112、あ、ゲーム違うから差異がわからないけど」
「私は45です……」
タウさん、ミレさん、カンさん、アネさん、リンさん、皆すごいな、俺がやめた後もコツコツとレベル上げていったのか。
ゆうご君はあんなの若いのにパラさんと同じレベルまで追いついているのに驚いた。
このメンバーなら楽勝でボス部屋まで辿り着き、デーモンを倒しそうだ。
その後にタウさんはムゥナへ行く話をギルドへ報告、星影を連れて戻ってきたので俺は全員を連れてムゥナの街のギルドへとエリアテレポートで飛んだのだった。
今回はリンダさんやリドル君、レモンさんも一緒に来た。
タウさんはゴルダに了解を得たら直ぐにダンジョンに飛ぶと言い、ギルドの中へ入ると、数分で戻ってきた。
手には紙の束を持っている。ダンジョンマップだな。
「皆さん、ここギルド前もブックマークしておいてくださいね、出来たら飛びますよ」
俺達に指示を出しつつ目はマップから離れていない。
タウさんの事だから、恐らく頭に叩き込んでいるのだろう。
皆のブックマークが終わり、タウさんに言われてダンジョン入り口まで飛んだ。
「うわぁ、本当に森の中にニョッキリ生えてるな」
「気持ち悪ぃな…塔型ダンジョンってもっと真っ直ぐ伸びてるのを想像していたよ」
「カオるん、こんな変なビルで働いていたんだ」
いや、俺が働いていた時は普通のビルだったよ。
「皆さんブックマークしてくださーい。中に入りますよー」
「22Fは入口フロアで魔物は出ない」
「ああ、じゃあ中でパーティ分けしましょう」
ゾロゾロとダンジョンの中へと入っていった。
俺は普段は山さん達とパーティを組んだままだが、タウさんから言われて一旦抜ける事にした。
何かあったらフレ登録の方から連絡をしてもらう。そっちも念話やメールは出来るからな。
「10人いるので半々に分けて、2PTをクランのレイドパーティとして連結しましょう」
うん、わからないけどお任せします。
「僕、パラ、ミレ、カンさん、カオるんでAチーム、ゆうご君、アネ、リンさん、リドル、レモンさんがBチームで。WIZは両チームに配置しましたが、レモンさんはまだ45なので無理をさせないように、アネ、お願いしますね」
タウさん、上手いな。
アネにレモンさんの面倒を見させる事で、アネが暴走しないように足枷にしたな。
アネはああ見えて結構面倒見がいいからな。
「Aチームが先行で、Bは離れずに付いて来てください。地上ダンジョンは26F以外は走り抜けますので」
「はーい」「わかった」「オッケー」
バナナは採りに行くのね。
「今後は血盟念話でお願いします」
『はい』『オケ』
俺らはダンジョンの各フロアを駆け抜けた。
そうしてあっという間に40Fのボス部屋前に到着した。
もちろん26Fでは30分ほど滞在したが。
「直ぐには殺さないでください。レモンさん、バジのタゲをナイトの2人が取ったら直ぐに弓矢を射てください。カオるんはナイトが固まったらカーズを使って。他の皆はレモンさんの矢が当たるのを確認したらバジを殴って下がってください。パラとアネは皆が下がったらバジにトドメを」
「わかったー」
「おう、カオるん、ヒールもよろしくな」
「ああ、HPバーが少しでも減ったら即ヒールする」
「カオるん?HPバーなんてないでしょ?」
タウさんが笑いながらツッコんできたが、冗談なのか?
「見え…るぞ?みんなの頭上に」
「はぁ?」「なに言ってるの?」「カオるん、このタイミングで、それウケないから」
皆から笑い飛ばされたがどういう事だ?
「カオるん、HPバー見えるのですか?」
タウさんが真剣な表情になった。
「うん…見えるけど」
「どうやって!」
「え、あ、ただ、出ろ出ろって念じたら出た」
皆が一瞬黙ったあと、突然騒ぎ始めた。
「出ろ出ろ出ろ、あ」「本当だ、出たあ」「マジかw」
「本当だ。出ましたね。ステータス画面には自分のバーが。皆さんの頭上にはそれぞれのバーが」
「ナイトって本当に魔力無いんだー。私赤いバーだけ」
「パラさんもですね」
「エルフは精霊魔法の魔力バーですかね?」
「リドル君も赤一本だね」
「自分のもステータスバーから引っ張って外に表示出来るぞ。俺はいつも左上に出しっぱにしてる。右上はマップだからな」
「おお、なるほど〜」「カオるんって変なとこ賢いよね」
リンダさん?俺聞き逃さなかったよ?それ誉めてないよね?
「では皆さん、準備はいいですか?バジを倒しに行きますよ?」
そうしていとも簡単にバジを倒して全員メダルを手に入れたのだった。
「さて、このまま21Fに降ります。地下ダンジョンもゲームですと雑魚敵です。10Fのセーフティゾーンまで一気に行きます。カオるんとレモンさんは攻撃魔法は必要ないです。自分のチームのHPバーに気をつけてもらって回復だけお願いします」
タウさんの宣言どおり、皆はアンデッドをサクサクと倒していく。
確かにゲームでいうとレベル30未満の敵ばかりだが、実際に向かってくる敵を接近戦でよく倒していると感心した。
怖く…ないのだろうか?
地下は地図が無いので階段がある壁の方角だけは事前に伝えてある。
タウさんは皆をその方向へと上手く導きながら進んでいる。
地面に落ちたドロップも、倒した本人が剣で触れてアイテムボックスに収納していた。
勿体無い置き去りドロップにはならなかった。
俺は皆の後ろをウロウロしながらHPバーの確認だけをすればいいのでラクだった。
HPバーも減る事はほぼなかった。
10Fのセーフティゾーンで15分の休憩となった。
全員(レモンさん以外)が自分より高レベルであり、苦労なく魔物を倒している事や、HPバーが減って無い事などで、俺はいつものような緊張は無くそれほど疲れも感じなかった。
ただそれがゲームのようで少し怖かったのでタウさんに打ち明けた。
タウさんは納得したように頷いて皆に静かに話し始めた。
「皆さんここまでご苦労さまでした。ここから若干ですが魔物が強くなります。ゲームで言うとそれほど強くないと思います。が、そういう時に油断が起こります。弱い魔物と思っても手を抜かず、ひとつひとつ丁寧に倒していきましょう。チームの連携はどうですか?自分で倒そうと無理をしないでください。今回は全員でデーモンを倒すのが目標です。そこまではゆっくりしっかり行きましょう。それと今夜はカオるんの家に泊まりますが、大きなお風呂があるそうです。それを楽しみに頑張りましょう」
「お風呂ぉぉ」「カオるんち風呂あるんか!」
「え?あの、お湯浴びるやつだけじゃなくてバスタブもありますか?」「浸かるやつ!お風呂に浸かりたい!」
「あ、うん。うち大所帯だから結構大きい風呂場作って、毎日沸かしてる。さっきメールで連絡しておいた」
「やったぁ!」「風呂上がりのビール」
「ビールは無いぞ」
そうして無事に1Fのセーフティゾーンに到着した。
タウさん、カンさん、リンさんらエルフ組は弓に持ち替えた。
俺のセカンドキャラの武器、エルブンボウ、ハンターボウ、ロングボウを貸した。
パラさん、アネさん、リドル君は自前のナイト装備と武器だ。
ダークエルフのミレさんとゆうご君は投擲と言うのか、投げナイフみたいな物に変えていた。
「デーモンは捕まるとHPを吸われます。ナイトの3人はHPがかなり多いはずですので、捕まっても落ち着いて剣で戦ってください。
チームを変えます。パラ、アネ、リドル、カンさん、カオるんがAチーム、残りはBです。
まずはナイトがタゲを取り、カオるんはデーモンにスローとサイレントを。その後一発攻撃魔法を当てておいてください。カオるんはヒールオールで回復を。ヒールオールはPT全員を同時に回復しますからパラとアネとリドル君を常に回復してください。カンさんはカオるんの近くで万一デーモンがタゲを変えてきたらカバーお願いします」
「わかった」
「Bチームはデーモンのタゲがナイトにいったのを確認後に遠距離攻撃を一発当てて待機してください。前衛3人で十分倒せると思いますが長引きそうなら指示を出します。それとレモンさんの護衛もお願いします。レモンさん、弓を持ってますよね?ミレさんから声がかかったらデーモンを射てください」
「はい。頑張ります」
ええと、俺は……、ナイトがタゲとったら、スロー、サイレント、ファイア、それからヒールオールヒールオールと。
うん、大丈夫…かな。うう、緊張してきた、ヤバい。
「カオるん、大丈夫ですから、落ち着いてください。ちょっとバナナでも食べてください」
え、今?今バナナ食うの?
「カオるん、バナナを、食べてください」
「はい…」モグモグモグ、ゴクリ。ふうううう。
あ、なんか少し落ち着いた。
「大丈夫です。後ろから指示を出しますから、その通りにゆっくりやれば問題は起こりません」
そっか、そうだな。タウさんが指示してくれれば俺は失敗しない気がする、うん。
そうして俺らはデーモンを倒した。
倒した後は地上ボスの時と同じようにダンジョンの外へと排出された。
地面には皮袋が落ちていた。
皮袋の近くにいたミレさんが拾い上げてタウさんへと渡した。
「とりあえず中に入りましょうか。一応死霊の森ですからね、魔物が寄ってくると面倒です」
ダンジョン22Fの通路へと入った。
現在はダンジョンが封鎖中だが、さっき俺たちが入って時に天井に張り付けたライトまだ明るいままだった。
皮袋を開くタウさん元に皆が集まった。
ギルド職員が使用していたテーブルがあったので、タウさんは皮袋の中身をそこに出した。
「宝石と、アクセサリーか?」
「そうですね。腕輪とネックレス、それとイヤリングが4点」
「なんかの効果が付いているんでしょうね」
「地下のセーフティゾーンに行くメダルとか出なかったな」
そう、俺は地上の時と同じように地下もセーフティゾーンに飛べるメダルが出ると思っていたのだ。
地上ダンジョンをクリアした時に全員の首にメダルのネックレスがかかっていたので、今回も自分の首に新たなネックレスがかかっているのを期待したのだが、俺の首には地上のメダルしか掛かっていなかった。
「そういえばそうですね」
「うぇぇ…セーフティまで飛べないのってキツいなぁ」
「自分の足で稼げって事かぁ」
「……いえ、これ!」
ゆうご君が自分の首にかかってるメダルを皆に見せるように掲げた。
「これ!増えてますよ! 21、22、30、39、その下に、1、10、B2」
「うわっ、本当だ」
「B2って何ですか!まだ先にボス部屋があるんですか!」
「え、ホントだ。1FがセーフティでB1がデーモンだったよな?B2って何だよ!」
どういう事だ?
B2だと?
B2って、まさかまさかまさか。いや、そんな事あるかい!アフォだな俺。
「カオるん!」
タウさんに大きな声で呼ばれた。
「カオるん、B2には何があるんですか?元いた職場のB2です」
「カオるんの職場ってボスがいたのか?」
いや、ラスボスみたいなやつは大勢いたが……。
「カオるん?」
「あ、ええと会社のビルの話だよな?……ビルのB2は、スターガッコス…と、マツドマルド?……と、セボンイレボン、かな?」
「確かめに行きましょう」
「え、今すぐ?もしラスボスみたいのがいたら……」
「とりあえず、僕、パラ、ミレの3人で行ってきます。危険を感じたら即帰還をお願いします」
「おう」「オケ」
「あ、俺は、俺行った方が…回復役で」
「いえ、必要ありません。回復が必要になる前に帰還しますから」
「そっか、気をつけてな」
「タウさん気をつけて」
「クラマスー、お土産待ってるー」
「では行ってきます」
そう言って3人が目の前から消えた。
皆、無言で消えた場所を見つめていた。
………。
長い、と思ったが、スマホで時間を確認したがまだ1分しか経っていなかった。
時間が経つのが遅く感じる。
『皆さん、降りて来てください。メダルのB2ですよ、カオるん触り間違えないように』
え、俺だけ注意なの? てか無事みたいで良かった、けど、B2は何だったんだ?
『タウさんー、B2何ぃ?ボスいた?』
『いませんから、皆さん安心して来てください。レモンさんも大丈夫ですよ』
タウさんからのクラン念話を聞いた皆がメダルに触れて消えて行った。
俺も恐る恐るメダルのB2の文字に触った。
そこはそれほど広くないが、地面は綺麗な石で整地され、ベンチやテーブルがあるカフェテラスのような場所だった。
前方には、まさかのスターガッコスとマツドマルドが並んでいる。
少し奥にセボンイレボン見える。
え?日本に戻ったのか?
一瞬そんな気持ちが頭を過ぎったがしかし、背後は壁に囲まれた空間だった。
ここが日本なら、後ろは横幅の広い階段があり、上に登ると道路に出るはずだ。
スターガッコスの中に皆の姿が見えたので俺も店内へと入った。
「カフェミスト、グランデで」
「ダークドモカチップフラッペチーヌのトール、チップとパウダー多めで」
「キャラメリゼマキアート グランデのソースマシマシ」
「ガッコスラテ、トールホットでホイップとバニラシロップ追加にします」
「アールグレイ、ティーラテホット、トールでミルクはアーモンドに変更」
「あ、サラダラップンとフィローニがある!」
…………………。
何を言っているのかさっぱりわからぬぞ。
俺は…異世界に、来てしまったのか……。
もしくは皆が宇宙人に乗っ取られた?
カウンターで映像のような店員さんに和気藹々と注文している皆を見て、目が涙で滲んできた。
俺には敷居が高すぎる、店から出ようとしたらカンさんに肩を叩かれた。
「カオるん、これどうぞ。カオるんは確かコーヒーはブラックか、ミルクたっぷりのどちらかだと、以前に言ってましたよね?好みが変わっていたらすみません」
何とカンさんは俺の分の飲み物を買って来てくれたのだ。
やはりカンさんは不言実行の漢だ!
「ありがとう…カンさん」
「あそこのベンチで飲みましょうか」
目を涙で滲ませた俺をカンさんはテーブルへと引っ張っていった。
カンさんが買ってくれたコーヒーを飲む。
そう言えばスターガッコスのコーヒーは初めて飲むな。
うむ、俺の好きな少し苦味のある味だ。美味しい。香りもいい。インスタントは直ぐに香りが飛んでしまうからな。
「ここ、いいですか?」
タウさんが買ったものをテーブルに置いて、空いている椅子に座った。
「いやぁ、スタガはおっさんには厳しいですね」
苦笑いしつつスタガの紙袋から飲み物の他にも何かを取り出した。
「ドーナツも買ってきたので良ければどうぞ」
ほぉ、スタガのドーナツか。
確かあっちゃん達が絶賛していたな?
『シンプルだけど美味しい、揚げてるドーナツとは違うの、パンに近いかな?モチっとしていて食べ応えあるよね?あとシュガーコーティングがイイ!』
とか、言ってたな、どれどれ。
「ドーナツ貰うな。いただきます…お、美味いな」
「でしょ? 娘がよく買ってきてくれてたんですよ」
皆もそれぞれベンチやテーブルについて買った物を楽しんでいるようだった。
めでたしめでたし。
いや、ちゃうやろおおおお!
ダンジョンどうなってるんだよ!
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