第42話 二枚舌
儲かる臭いがすると群がった一般経営者がバタバタ倒れている。米国が虐めると嘆くが、虐められる原因を作り、改善ではなく、面子の為に喧嘩を売る。一般人は嘆いて終わり。日本では、どうにもならないが訴え続けることで何かを変えようと努力する人々みたいに声を上げる行動が見られる。中酷では泣く、嘆くだけで何も起こらない。「政府が怖い」が人民に浸透している。洗脳されていることが信じることであり、全てだ。正に熱心な一神教信者だ。神は神であり、強酸党は主導者だ。そう刷り込まれた人民には本質が見えるはずがない。怒りは自分を取り巻く不幸のせい。政府なんて考えても口にもSNSにも吐き出せない。だから、考えない。考えられないから答えを導き出せない。
トランプ米大統領が途上国と自称する中酷について世界貿易機関(WTO)に断固たる措置を迫るようライトハイザー米通商代表部(USTR)代表に命じた。中酷は途上国として認められていると言いつつ世界覇権を狙っている。事あるごとに14億人の消費力や軍事の優位性、海外との関り、GDPが凄いと息巻く裏で、自らを発展途上国だと言い張る。ここでの発展途上国は経済的に自立できない貧民国だと言い切ってもいい。中酷は人民に世界で最も豊かな国だと豪語しながら、世界の場では貧民国だと言う、これを人民が知らない。身の丈に合っていないのに先進国の仲間入りした缶酷との違いが良く表れている。
ローンにローンを重ねて見栄を張る缶酷。白アリのように相手の国に入り込み内部から蝕む中酷。何れも愚かな行き当たりばったりの無能さが伺える。外国人が関心がないのと自分たちは他国より優位にあると言う自負から日本を同じアジアだと小馬鹿にする認識度には呆れるばかりだ。
オーバーツーリストになっているのもわかっていると言う事実と実際に訪れて開眼するギャップが引き起こしてのが現状だ。訪日すると自国との差に帰国してからショックを受ける。日本政府のアピール不足が大きな原因だ。アピールして日本を知らしめなければ、海外への補助金も無駄と言える。目的を達成するための優先順位が大きく間違っている。支援を受けた国は世界の印象である小国の貧しい文明から遅れた国が手を差し伸べるなど何様だと感じているから有難みを全く感じていない。支援が結果を伴ってから考えが変わるが一時的な物だ。
さて、日本とは違い海外には巨大な像と触れ込み、強気の経済成長も蓋を開ければ、他国に依存していた実態がトランプ大統領の一声で崩壊の道を転げ落ちる。トランプの狙いは自国の優位性の復活だがそこには粋がる中酷の醜態があった。他国に見せつけるように中酷に多大な関税を掛け、サプライチェーンから自発的に中酷を暗に外すように求めた。他国からは「暴君だ」「狂人だ」と呼ばれようが、意志の固さは変わらなかった。自国も他国に頼る経済に危機感を覚えての行動だった。肉を切らせて骨を切るで、自国の生産能力を改めて求めたものだった。そのためには、自国の歪んだ安かろう良かろうの考えに楔を打つとともに企業努力と消費者の選択肢を正すものだった。
米国国民は安くても劣化した中酷製品は買わないと言う故安部川が言い続けた安物買いの銭失いを実行に移して見せていた。そのお陰で、中酷依存から離脱するとともに自国の中酷企業と関わる企業のダメージも計り知れず米国債は急落をみせた。それは、奈落への道ではなく、正常な道への痛みと言える。
自国では買わない使えない米国用製品を生産していた中酷企業は売り手を失い倒産と失業者を生み出す窮地に追い込まれた。中酷政府は自国の消費を推奨するが人民には重要がない。それに加えて消費力を極端に抑える方向に向かっていた。
マシゴミを含めた情報公開では、米国の暴挙に雑多異に屈しないといいつつ、裏では土下座をして許しを請うと言うお得意の二枚舌を粛々と信仰させていた。トランプの仕掛けた経済戦争の終わりは、中酷の資源を自由に使わせないことだ。馬鹿な中酷はレアアースの輸出禁止や価格の高騰で対応していたが、それは、売り手の自分の首を絞めることにもなっていた。需要と供給などのバランス的考えが全く分からない中酷は供給に必死になり、作るだけ作って売り場所を失うという愚かな行動にでていた。国内だけでなく、輸出用船舶に商品。製品が売り手を失い、在庫として滞留するしかなくなっていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます