【発達心理学】エルちゃんの成長いちじるしくてかわいい【婚姻届】

 人は恋に落ちます。が、べつに生涯とおしてひとりしか愛せないワケじゃなく、人間はわりと多くの人間と恋に落ちます。恋という感情を性欲とするなら、世の男性はまあ毎日新しい恋に落ちてるかもしれませんね。


 わたしゃ女性じゃないからソッチは知らん。


 で、人間は『社会』ってヤツを形成する動物なんです。まあそういうことになっています。そうしないと好き勝手してがあって困るという方がけっこーいるので、まあ現状人間は社会を形成し、それぞれ国や団体的なくくりの中で生きています。


 そこには一定の決まり事があり、そういったものをまとめて『法律』と呼びます。そこに記されていなくとも、それぞれの社会ごとに暗黙の了解で定められた的なのもありますね。それらのなかに、当然ながら色恋沙汰に関するものも用意されています。


 日本では『民法』の一部と『戸籍法』で定められているね。民法は国が国民のアレコレを管理するために定めた法律で、戸籍法は国が家族っていうを管理するために用いられる法律です。


 ここには個人の情報のほか、その個人が他者とどういった関係にあるかの最低限な情報も含まれています。結婚ってのは民法で定められた『法律的に"家族"になれるよ』っていう仕組みです。お役所に婚姻届を提出すればなれます。必要な条件とかはお役所に聞けばわかりますが、婚姻届にゃあだいたいこんなコトを書きます。


・自分と配偶者の名前

・証明2人の署名

・本人確認用書類


 婚姻は基本18歳以上限定イベントです。もちろんふたりの証明者も成人である必要があります。しっかりできたシステムに見えるけど、ぶっちゃけ『勝手に婚姻届が出されてしかも受理されてた。ワイいつのまにか夫(妻)になってた』みたいな前例があるのでガバガバなんでしょうね。つまりエルちゃんチャンスだよ!(なにが


 ちなみに各市町村にLGBTQとかに配慮した『パートナーシップ制度』みたいのがあったりするけど、これ以上細かいコト紹介すると「あれ? これプリキュアについて書いてんだよな?」なんて思われちゃうかもなので必要最低限の情報をシェアりんぐしときましょう。さらに深い解説がほしいって方はコメントいただけると幸い。そんときゃ『つれづれグサッ』にでも書きますよ。


 いや、ほら次のおはなしエルちゃんがツバサくんに「けっこんすりゅ!」っていうアレじゃん? だからふと気になって調べちゃったんだよね。でもまあエルちゃんもそういうことを言う時期になったかぁとしみじみ。実際こどもってそういうコト言う時期あるねん。


e-GOV法令検索

 民法

ttps://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089

 戸籍法

ttps://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000224

法務省

 婚姻届について

ttps://www.moj.go.jp/ONLINE/FAMILYREGISTER/5-2.html




 以前からちょくちょく子どもの成長っていうか『発達心理学』的な知識をしゃぶりつつ書いてるね。生まれたばかりの子どもは凄まじい学習能力をもち、脳はいっしょうけんめい『世界』を認知しようとしています。


 ちょっとしたら『自分』と『それ以外』という概念があることに気づき、なんか自分をいろいろお世話してくれるヤツがいるなと気づき、それが『親』だと学習し、親が使う言葉を模倣し、運動能力の発達により巧みに言葉を操れるようになり――現段階でのエルちゃんはすでにかんたんな文法を扱えるようになっていますね。


 「でんしゃ、きた」的な2ワードなら2歳前後でおしゃべりできますが、たとえば「おれさま、おまえ、まるかじり」みたいな3ワード以上の文法はもっと成長が必要かもしれません。と書きつつエルちゃんすでに細やかな文法使い分けられてる感じ。まあマジェスティ状態の記憶もあるっぽいから成長も早いんかな。


 で、発達心理学的に「パパ(ママ)とけっこんすりゅ!!」っていう時期が必ずあります。アナタが親だとしたら、おそらく子どもからこう言われたことがあるでしょう。だいたい3歳~4歳くらいから言われはじめたと思います。


 心理学と語る上で欠かせない『ジークムント・フロイト』さん。実は心理学者じゃないのですがそこは割愛。えーっと彼はこういう時期の子を『エディプス・コンプレックス』と名付けました。弟子であり同僚である『カール・グスタフ・ユング』は女児のエディコンを『エレクトラ・コンプレックス』と名付けたりしてます。どっちもギリシャ神話の登場人物からとったワードなので気になった方は各自ググってみてね。きっと創作にも役立ちますよ。しっかしまあギリシャ神話もすさまじい色恋魔物語が多いこと多いこと。




 今後の成長が楽しみなエルちゃんですが、ハロウィンでトリートもらったマジェスティは「赤ちゃん用のかよ、チェッ」みたいな感じで不満顔でしたね。みんなといっしょが良かったというように、赤ちゃんというか子どもは成長願望というかオトナといっしょがいいというか、まあそういった想いがあるとされています。


 自分はできないけど大人はできる。逆に書けば大人はみんなできるのに自分だけできない。この事実に対しくやしさやらなにやらの想いがあったりして、子どもはよりを目指していきます。途中で悔しい思いをしたり、成長を喜んだり、まあまあいろいろです。


 エルちゃんもそういった点からブーブー言ったのかもしんないね。あるいは描写されてないような、身体の大きさだったり知育的要素だったり、あと『トイレ』的なイベントもあったりしますね。そういうのをぜんぶひとりでできるもん! したいのが子どもってもんです。そういやエルちゃんってトイレの世話だれにしてもらってんだろ。あの年じゃまだオムツよなぁ。ちょっとマジェスティモードになったエルちゃんに聞いてみr(ry


 まあこんなふうに、子どもはいろんな成長を目指していくもんです。そのなかで「突破できないかもしれない……」とか「敵わない、くやしい!!」的な経験をするかもしれません。あるいはそういった辛さをごまかすため『防衛機制』というこころのセルフ・コントロールをするかもしんないね。これもまたひとつの成長。エルちゃんはプリキュア勢をはじめヨヨばあちゃんほかイロイロな人に支えられてるからまあダイジョーブでしょう。


 ああそうそう、もしアナタが何かしらこういった成長途上における葛藤とかを感じていたら、ぜひとも防衛機制についてググってみるか、もしくはアドラー心理学とかそうねぇ……たとえば『嫌われる勇気』って本を読んでみるといいかもしんない。




 今回はプリキュアおやすみだったね。まあプリキュアの感想をうたうコーナーだから、エクストラコンテンツとして『オトナプリキュア』とか『Dancing☆Starプリキュア』について書くっていう手もあったけどパス。あれはあれで興味深いけど、今回はエルちゃんの成長をほのぼのと噛みしめるコーナーと相成りました。


 今日はプリキュアおやすみだけど、まだまだ先週もらったゲンキパワーマシマシでござる。アナタもプリキュアのみならず、その他いろいろなところからゲンキをもらってるでしょう。その力を胸に、今週もたのしくわいわいやってこうね!


 アナタの人生に幸あれ!

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