第232日目 6月13日
「香水きついな」
ふいに出た言葉が弾丸となり見知らぬ女性の胸を穿つ。悲しそうに振り向く彼女の眼差しは小さな棘となり私に痛みを残す。
「可愛いバッグ」
ふいに出た言葉は軽やかに漂い地面に落ち可愛い花をつける。花束にして渡すと彼女が喜んだ。その笑顔で私の胸にも花が咲いた。
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