応援コメント

ぬまにまり」への応援コメント

  • 「その代わりにオマエを抱かせろ」ってカエルそんな言い方してたっけなと思ったんですが、「一緒の寝台で寝かせてください」って子供向けにソフトな言い方になってるだけでそういうことなんですかね。
    この童話はそもそもゴールデンボールってところからして性的匂わせがあからさまだと、何かで読んだ覚えがあります。

    それはそれとして、ユージみたいな男性は明らかにモテそうですね。何にも靡かないで誰にでも優しいところがいいんでしょうか。アイドルみたいなものなのかもしれません。

    ユージーンの方のお話でもコメントに書いた気がするのですが、私は人に沼るという経験が全くなく、恐らくこれからもないと思うので、それだけ耽溺して身も心も捧げてしまう相手に会えるというのは、幸せなことなのかもしれないなあ……と想像したりもしますが、そういう自分はやっぱり気持ち悪くて嫌です(笑)

    ただ、依子やアリコのような人たちを見たことはあります。どこか寂しくて、一人の時間を紛らわせてくれるものが必要なのかなと感じました。
    小説書いてるような一人時間上等な人間とはそもそも構造が違うのかもしれません……

    作者からの返信

    こちらも返信が遅くなって申し訳ありません。
    さて【小説書いてるような一人時間上等な人間とはそもそも構造が違うのかもしれません】という一文、ちょっと笑ってしまいました。

    私も一人の時間を楽しみたい人間ですし、友達や仕事関係の人付き合いがキライな訳じゃないんですが、その後はどっと疲れますね。

    「一人時間サイコー!」って人間は余暇の過ごし方として、例えば一人の小説家や一人のスポーツ選手、アイドルやミュージシャンなんかにハマる事はあると思うんですが、その対象に対して「あらゆるものを捧げてしまいます」的な沼り方はしそうにないですよね。どこか冷めてるというか、それはそれ、これはこれ、みたいな割り切りが愛の中に存在しているというか。
    ホント、どっちが幸せなのか分からなくなりますね。

    流行言葉的なライトでポップな【沼る】は理解できても、ヤバい沼り方は絶対にしないし、それを理解も出来ない。そういうトコ、私たちにはあるような気がします。

    あ、それから、この物語で引用したカエルの王子様でもそうですが、私はあまり下調べを深くしないで書いてしまうんです。深く調べてしまうと書けなくなってしまうというか、書く時の枷が増えてしまうというか。なので、私の書くものは嘘ばかりです。嘘ばかりでスミマセン。


  • 編集済

    ハヤシダさん、こんにちは。
    突然のコメント失礼します。

    蛙に毬をとって来させるお姫様のお話…
    子供心にモヤァとしたのを思い出しました。
    約束を容赦なく破る薄情なお姫様…
    蛙の王子様は何でこんなの選ぶんだろう、と。
    ハッピーでも何でもない不条理な結末。

    でも、このお話を読んで、
    ちょっとわかったような気がしました。
    不毛な恋だってわかってるのに
    決していい人じゃないって思うのに
    なぜだか惹かれる。執着してしまう。
    容姿がいいから、優しいから…だけでない何か。
    今、それが何なのかちょっと気になっています。
    何だろう…わからないから沼なのか。

    良いものを読ませていただきました。

    作者からの返信

    女性をぞんざいに扱う野性的で強そうな男の方が、人畜無害で優しくて親切な男よりモテるってこと、けっこうあるみたいですよね。異性の魅力って理屈じゃない……そういう事なんでしょうかね。たまに見かけます、そういう男。同性の私からすれば、「なんでこんなクズ男がモテるんだ」と憤懣やるかたないですけども。

    最近の流行ワードである【沼】って、言い得て妙な言葉ですよね。抜け出そうともがけばもがくほど深みに沈んでいくんですもんね。「理性ではどうにもならない感情をもった生き物なんだよ、人間って」という真理を端的に表していて素晴らしいですよね。

    コメントありがとうございます、三寿木 春さん。励みになります。嬉しいです。

  • この原作?も子どもの頃に読んでなんとなくもやもやしてたのを思い出しました(笑)
    「来るなー!」ってまりをぶつけておいて、王子様に変身したら「素敵!」ってなるのが、子供心にも理不尽だなと思ってました。だって、そのまりだって、下手したらカエルをつぶすぐらいの勢いでぶつけてると思うんですよ、ええ。
    なんというか、浅はかですね、お姫様もここに出てくる女性たちも。
    でも、それを分かっていてあえて沼にはまるという気持ちも、なんだか分からないではないかもな、とも一瞬だけ思いました。知らんけど(笑)

    作者からの返信

    毬をぶつける描写があったんですか!それは知りませんでした!
    スゲー。おてんばにも程がある(笑)

    世の中には昨日までの自分の意見や感想をスパーンと180°変えてしまえる人がいるんですよね。間違ってた自分を戒めた上での成長として、それをやるのは別にいいんですけど、サッカー日本代表メンバーに対して【持ち上げ⇔罵詈雑言】をくるくるとやっちゃう人とか、昨日まで推していたアイドルを貶めまくる人とか。

    浅はかな人は世に溢れているんです。もちろん、私も浅はかな人間ですが、節操のない手の平くるくるだけはしないように気を付けています。

    さーて。スポーツやアイドル等の推し活は沼となりやすいものでしょうけども。日常に潜んでいる油断大敵な沼といえば恋愛でございましょう。

    もがけばもがくほどに深く沈んで行ってしまうのが沼でしょうが、恋とはそもそも落ちるもの。足元に開いていた恋という名の大穴にザッバーンと落ちて、その落ちた先が沼的な恋愛対象であったら大変ですよね、きっと。

    しらんけど。


  • 編集済

    ( ^^)/♪
    読みましたよ。
    「沼る」ニュアンスが物語から伝わってきました。

    前半、あきれ半分で依子の話を聞いていたアリコが
    後半、銭湯帰りで正に飾り気もない無防備で素のユージと会い
    実際に会う事で、その魅力に惹かれていく。

    ※私の読解力不足です……💦

    沼るのは、あくまで相手でユージは常に自然体。
    「蛙化現象」のエピソードから、依子も沼らせ女なのでは
    とも思わされます。

    「あ、依子が言ってた、これが沼なんだ」と
    沼に溺れながら実感してゆく前後半の落差が良かったです。

    テキストDJの方に書かれてましたが
    性的描写は露骨だと生々しいし、ぼかし過ぎると伝わらない。
    難しいですよね。

    テーマのニュアンスが物語を通して伝わる
    ハヤシダさんの執筆力を感じる秀作です!

    作者からの返信

    おぉ、早速読んでくださって、コメントまで!ありがとうございます。お褒めの言葉、嬉しいです。

    そして、私の中の設定上、アリコは以前からユージとそういう関係なんです。有り体に言えば、ユージは二股……、いえ、もはや何股か分からないくらいに奔放なんです。

    依子はアリコとユージの関係を知らないってだけで、アリコとユージは気の向くままに……な関係なんです。
    「今日はうち、来る?」とか「じゃあ、今日はアリコさんの手料理をご馳走になろうかな」という会話の中の「今日は」の【は】で奔放でカジュアルな性的関係を匂わせていたつもりでした。

    でも、読んだ人が抱く印象こそが一番ですから、読んで下さった人の数だけ解釈の仕方があるってもんですよね。

    ステキでありがたい感想をありがとうございます。