最強竜騎兵は一日一マックの貧乏生活。「俺もその肉食いてぇ〜!」
過酷な戦場で全滅する部隊でただ一人生き残る竜騎兵は『伝説の白銀の竜騎兵』。
のはずなんだけど、ドラゴンの色違いで信じてもらえません。
だから常に庶民の軽食を自炊して作っている。
その肉すらも主人公マックスは食べられない。
ドラゴンとの盟約で「肉を食わせれば魔力をあげる」という制約がある。
出来る限り魔力を吸収できるように、可能な限り腹ペコでなければならないのが竜騎兵である。
マックスはとことん騎竜である、ドラゴン・フィーアに魔力同調するために断食をしている。
そのため絶対的な魔力量を保持して、全滅する部隊からでも帰還する竜騎兵となった。
ただフィーアの身体はくすんだ黒。
戦うときの輝きが白銀であることは誰も知らない。
そして今日も運悪く、過酷な戦場に放り込まれるのであった。