「あ、やばっ」

 食事のあと、次男くんが言いました。

「あ、やばっ」


「どうしたの?」

「いや、友だちとゲームの約束をしていて」

「勉強終わってないから、駄目だよ」


 この日次男くんはだらだらと過ごし、だらだらと漫画を読んだりゲームをしたりしていたのです。


「だいじょうぶだいじょうぶ。二時間くらいだから」

「英語のテキスト、全部終わらせないと」

「よゆー! 任せろ!」

「全く信じられない。出来なかったら、スマホの時間制限かけるよ」


 最近すっかり忘れていたけれど、そのような機能がありました。


「ひどっ」

「クフフフフ」


 とりあえず、悪魔の笑いをしておきました。

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