小学三年生から土鍋でごはんを炊く男、次男

 2019年3月の日記を読み返しておりました。

 次男、三年生終わりごろです。


「3月20日は次男くんにごはんを炊いてもらう」と書いてありました。


「しまこちゃん、ごはん食べるズラか? つけてくるねっ!」


 ぱああああああ というオノマトペとともに、次男の顔が書いてありました。

 どうやら、ごはんを炊いてもらって、さらによそってもらったらしいです。


 この当時、妖怪ウォッチが流行っていたんです。

 みんな、コマさんのしゃべり方を真似していたんです。

 語尾に「ズラ」をつけていたにゃよ。


 くす。


 あ。

 西家のごはんはずーっと土鍋で炊いております。

 次男くんは土鍋でごはんが炊ける男。

(土鍋、沸騰したら火を消すだけだから、難しくはない。)

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