ネコ型ロボット
スーパー銭湯のレストランにはネコ型ロボットがいて、頼んだものを持って来てくれていました。
テーブルの近くに来て止まったので、次男はうきうきと取ったのです。
「あれ? ……違う」
それは向こうのテーブルの人のものでした。
「すみません!」
「いえいえ、だいじょうぶですよ」
「なんかさ、肉に見えたんだよね」
「うんうん、うちのに見えた!」
それはお刺身でした。
うちのテーブルにネコ型ロボットが来ることはありませんでした。
「見て見て! 充電してる!」
「ほんとだっ」
「休憩しているんだね」
次はネコ型ロボットに持って来てもらいたいものです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます