　夕ごはんの時間（１８時）になりました。

　食卓にいるのはわたしと長男だけです。

（夫くんは仕事。）

「おれ、用事があるから、もう食べちゃいたいんだけど」

「うん、いいよ、食べよう」

「うん！」

「ところで、次男くん、帰ってくるの、遅いねえ。居残り？」

「次男、帰ってるよ」

「え？　いつの間に？　でも、下りて来ないよ」

「寝てるんじゃない？」

「……見て来る」

　寝てました。ぐうぐうと。

「次男くん、次男くん」

　起きません。

「ねえ、次男くん、寝てた。……寝かせといていいよね？」

「いいんじゃない？」

　結局、帰宅してから、朝まで寝ました。

　ごはんも食べずに。

（補足：次男帰宅時、しまこは仕事中でした。）

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