異能力と防御機能

 次男くんには、異能力「ゲームマスター」があるとお話しました。

 ゲームをやるために、高熱を下げることが出来るのです。

 

 でも彼には同時に防御機能も備わっています。



 どうも、無理をしたようで、なんだかずっと寝ています。

 お昼ごはんをぺろりと平らげたあと、「なんか眠い」と言って、ずっと寝ているのです。

 夕ごはんにも起きてきませんでした。



 小さいころから、防御機能が発動すると、ぴくりとも起きない子どもでした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る