　ショッピングモールのフードコートで外食をすることになりました。

　なんとか丼を食べた夫くんと長男くんが言いました。

「なんか、物足りない……」

「もっと食べたい……」

　次男くんも言いました。

「オレ、ナンをもうちょっと食べたい」

　次男くんはインドカレーを食べていたのです。

　そこで、ナンを一枚お代わりして、みんなで食べようということになりました（しまこ除く）。

　長男が取りに行ったナンを見た夫くんが言いました。

「あれ？　おれのナンは？」

「え？　みんなで一枚だよ？」

「え？　おれ、それじゃ足りないよ？」

「え？　だって、さっき、なんとか丼の定食、食べてたよね？」

「うん、大盛り！　でも足りなかった！！」

　いろいろ相談した結果、ナンとカレーのセットをもう一人前頼むことにしました。

　我が家には欠食児童が三人いるようです。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい