続靴下の穴

「しまこちゃん、この靴下、穴開いているよ」


洗濯物を干しながら、夫は嬉しそうに言いました。


「うん、分かった。捨てとくね」


夫はにやにや笑っていました。



でもね。

それ、今日開いたんだと思うよ。

だって、穴は数ミリだったもん。


夫の靴下は、500円玉より大きい穴が二つ開いていたのです(片足は)。

つまり、足の裏、ほとんど出ているのです。


いっしょにしないでほしいなあ、と思ったけど、黙っていました。

(そして、「西さんち」に書くの。えへ。)

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