第130話 大量の地下水汲み上げ

 熊本県菊陽町でのTSMCの新設工場で大量の地下水を汲み上げ、排水の予定があるという。

 菊陽町の地元では、排水の問題が懸念となっているが、それ以上に地下水の大量汲み上げの方が問題である。


 新潟市では家庭も含めて、井戸の掘削は禁止され、一部の事業者しか認められていない。

 新潟市の地下水には、水溶液ガスが含有されており、莫大な天然ガスが埋蔵されている。

 昭和の時代に大量に地下水の汲み上げが行われ、深刻な地盤沈下をもたらし、損壊する家屋が続出したため、地下水の採掘が禁止された。

 十日町市でも、消雪用に地下水の汲み上げが行われた時、地盤沈下が進むと警報が出ます。


 大量の地下水汲み上げに懸念はないのでしょうか?


 半導体製造工場は、以外に豪雪地帯にあります。

 富山県や福島県会津、山形県などです。

 冬場の降雪により、夏場でも渇水の懸念が少なく安定した水の供給が出来るのです。

 九州の福岡県は渇水が多く、本来は大量の水を消費する精密機械、半導体材料、半導体製造にはあまり向かないと思います。


 新潟県には大河が多く、渇水という話はあまり聞いたことありません。東京に居た時はさはしょっちゅうありました。

 豪雪地帯は、水が潤沢にあり、精密機械産業に向いているのです

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