第5話 小池都知事の子ども助成金

 ENCOUNTというネットニュースの記事で、『「東京出たことを激しく後悔」 小池氏の少子化対策がもたらす波紋 “自治体格差”訴える声も』

 という記事を見ました。


 そうです。こども医療費助成や保育園料金、待機児童数、学校給食まで、自治体によって大きな格差があるのです。


 埼玉県や千葉県に住んで、電車で都内のオフィスに通う。

 住民税は地元の埼玉、千葉の自治体に払いますが、会社の法人税は東京都に納税されていますよね。


 あなたが埼玉県に住んで、一生懸命東京都で働いて会社が上げた利益は、東京都のこども助成に使われるのです。


 いや、住民税があればいいだろう、といいますが、それが東京都とエラく見劣りする助成制度ならどう思いますか?


 私の住む新潟市でも、隣の聖籠町(北蒲原郡)とこども助成の制度が違っていて、聖籠町の住宅団地を選ぶ子育て世代の人がいます。聖籠町は大きな会社がたくさんある豊かな自治体です。半導体シリコンウエハで世界シェア3位のグローバルウエハズジャパンの本社があります。CMKの開発研究製造拠点もあります。


 これを人口減少をくい止める武器をするか、もう少し掘り下げると、いろいろな問題が浮かびあがりますが、今回はニュースということでここまでにします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る