喫茶店

皆さん、お久しぶりです。

節目稲荷です。

今年も猛暑が続きますが、熱中症対策だけは忘れずにね。

さて、今回のお話は……。

ある昼過ぎに1人の男性が昼飯を探しに歩いていた。

仕事の休憩時間なのかとどこの店も混雑していた。

「早くしねぇと昼休みが終わっちまう」

焦った男性はビルとビルの細い道を通って裏道に出る。

ほぼ住宅地の中に一軒だけ喫茶店があった。

行列もなく、混んでる様子もなかったので、男性はラッキーと思った。

喫茶店に入店すると奥の厨房からいらっしゃい〜と君の悪い男の声がした。

男性はカウンター席に座り、辺りを見渡すと客は男性1人だけのようだ。

メニュー表を手に取って目をやるとまた厨房からあの声が聞こえた。

「久しぶりにいい食材が手に入った」

その後、男性は行方不明となった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る