深夜電車

(皆さん、こんにちは。節目稲荷です。いつも閲覧していただき、ありがとうございます。今日は電車での怖い出来事です)

これは私二宮真希が実際に体験したお話しです。

その日はたしか仕事終わりに皆んなと居酒屋で飲んだ帰り、終電ギリギリで何とか電車に乗り込んだ。

乗り込んだ車内には私とサラリーマンの中年男性、若い男女、どこか遊園地の帰りだろう4人家族、80くらいのおばあちゃん、それに小学1年くらいの男の子が乗っていた。

最初にその男の子が気になり、声をかけた。

「僕、お父さんやお母さんはどうしたの?」

男の子は私の質問に答えようとしない。

すると、突如電車は急停車し、車内の何人かはシートから転がり落ちる。

そして、明かりが落ち、視界が真っ暗になると車内はパニックになる。

私の耳元ではあの男の子らしき声が聞こえ、こう言った。

「お姉さんが僕のパパとママを見つけてくれるの?」

そこで意識がぱったりと途絶えた。

次に目を覚ました時は病院のベッドの上だった。

あの時、車内に乗り込んで発車してから私は突然倒れたそうです。

一体、あの時の出来事は何だったのでしょう。

「フフッ、世の中には訳もわからない出来事を体験した人もいるでしょう?」

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