深夜電車
(皆さん、こんにちは。節目稲荷です。いつも閲覧していただき、ありがとうございます。今日は電車での怖い出来事です)
これは私二宮真希が実際に体験したお話しです。
その日はたしか仕事終わりに皆んなと居酒屋で飲んだ帰り、終電ギリギリで何とか電車に乗り込んだ。
乗り込んだ車内には私とサラリーマンの中年男性、若い男女、どこか遊園地の帰りだろう4人家族、80くらいのおばあちゃん、それに小学1年くらいの男の子が乗っていた。
最初にその男の子が気になり、声をかけた。
「僕、お父さんやお母さんはどうしたの?」
男の子は私の質問に答えようとしない。
すると、突如電車は急停車し、車内の何人かはシートから転がり落ちる。
そして、明かりが落ち、視界が真っ暗になると車内はパニックになる。
私の耳元ではあの男の子らしき声が聞こえ、こう言った。
「お姉さんが僕のパパとママを見つけてくれるの?」
そこで意識がぱったりと途絶えた。
次に目を覚ました時は病院のベッドの上だった。
あの時、車内に乗り込んで発車してから私は突然倒れたそうです。
一体、あの時の出来事は何だったのでしょう。
「フフッ、世の中には訳もわからない出来事を体験した人もいるでしょう?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます