ワットエバー ユーウォント
Whatever you want……の回ですね、こんにちは。
あなたがしたいことは何でもって感じです。
バブルさんが衝撃すぎたので、少し休憩しましょうね。
さて、このエッセイを読まれるということは、読み専・書き専問わず『小説』がお好き、という前提で書いておりますので、宜しくお願いしますです。
Web小説、とりわけラノベという世界を知って1年に満たない私ですが、百万字を超える作品をひとつ完結させることができました。
それで自分なりに感じたことをダラダラ書きたいと思います。
※批判するつもりは、全然ないですよ! これほんとです!
※あくまでも個人の見解であって、裏付けとか何もないですからね!
◇ ◇ ◇
ラノベ界。
異世界転生、転移、チート、ざまぁ、ハーレム、成り上がり、もふもふ、おっさん、テイマー、スローライフ……強い。強すぎる。
令嬢もの、何作品あるんだい? (書いた私が言うな)
なろう、アルファポリス、カクヨムの3サイトで掲載していたので、それぞれのランキング上位作品をたまにさらりと読むんですが……なるほど、今はそういうのが好まれるのですねえ。
それは置いといて。
PVやブクマ、評価がすごいのを拾って書籍化するのは、出版社の戦略として間違えてはいないですよね。既に固定客がいるようなものですもの。
私は素人なので、地の文少なめ、改行多め、1ページ1000から2000字の作品を書籍化って、想像を絶しますね。本にする時、足すのでしょうか?
むしろコミカライズ前提なのかしら。今はスマホ向け縦読みコミックも増えてますものね。私は単調で好きくない派。
私個人は、小説の楽しみって、綿密に計算された作者の意図を想像しながら、文章から自分なりの情景を想像して、キャラのルックスや声などを想定して、物語にのめり込むことだと思っています。
けれどもラノベ、とりわけテンプレものは、違うのだなあと、はじめは少し戸惑いました。
今では、テンプレと言うからには、既にある形に自分なりのオリジナリティを入れていくので、説明を省けたり、ひょっとすると書くコストもそんなにかからず、書籍化できるのかも、と感心しております。
デメリットとしては、個性を出しづらい。アレとそっくりじゃんて言われる。埋もれる。等でしょうか。
私は処女作を書くということで、令嬢もののテンプレをお借りしてみたものの……最初から見事に逸脱しました。
というのも、テンプレ作品をあまり読んだことがなかったし、女性も読めるファンタジーが、あんまりないと感じたんですよ(探せていないだけ)。
だから開き直って、欲望のおもむくまま、自分が読みたいものを書きました。
ググると、書籍化の目安って、なろうで大体総合3万ポイントってでてきますね。ブクマ1万とか、ランキングで1位とか。
すごいですねー。天上人の世界。
ちなみに、薔薇魔女(私の百万字の処女作)は、2023年1月現在、下記です。
◾︎なろう
ブクマ563 総合評価2020 累計PV46万↑
◾︎アルファポリス
ブクマ878 累計Pt50万↑ Hotランキング3位
◾︎カクヨム
フォロー275 ★206 ♥2363 累計PV40K↑
処女作にしては、頑張ったんじゃないかしら! だって合計して1716人がブクマですよ。嬉しいな!
こう見るとカクヨムは、やはり令嬢ものはあまり読まれないんだろうなあ、と思います。
コレ見て、すごいと思ってくださる方も、大したことねえなって思われる方も、いらっしゃると思います。
でもね、自分で言うのもなんですが、百万字ですよ。ラノベの紙本でいうと約8冊。しかも、ヒーローは42話まで出てこない! 1話5000字ですよ。そんな作品がこれだけ読まれるって、すげえなと。本当に感謝しかないですね。
2作目のもふもふ通訳は、カクヨムのお仕事コンテスト向けに書いたものなので、1話2500字くらい。改行多めを意識しています(私的にはこれが、限界)。お陰様で中間選考突破して、最終結果待ちです。
中身は、またしても私の欲望のおもむくまま、イケメン獣人をもふもふしつつ、女性も読めるファンタジー。
で、問題が次なんです。
恋愛小説が、書けない。
どうしてもバトルさせたいし、陰謀に巻き込まれて欲しいし、旅に出て欲しい。もみくちゃで困難に立ち向かってから、愛されて欲しい。
でもそれじゃいかんと、自分への課題にしてみました。
つまらなくても良いから、最後まで書け、と。なんでかと言うと、書きたいものを書くのは、百万字やったんです。しかも全力で。次は、書きづらいものを完結させてみたいと思ったんです。●ゾですねー。
目標がないとダメ人間なもので、アルファポリスの恋愛小説大賞に出すと決めて、プロットを作り……現在見事に挫折中です。タハー。
大体が、1話1500字に収まらない。(おさめろ)
みっちり背景説明したい。(テンプレだから不要)
婚約破棄も追放もしない。(……サーセン)
ドキドキ、キュンキュンするシーンて、どうやって書くのよー
嗚呼、向いていない!
さて。うおっほん。
皆さんが小説を書く理由ってなんでしょう?
私は私が自分で楽しめる話を書きたい(探すの大変)。
あわよくば、誰かに読んで欲しい。できればいっぱい。
そしてさらにあわよくば、楽しんで欲しい。
です。
今のところ、書籍化が目標! ではないですねえ。
結果として、書籍化やコミカライズ、アニメ化がついてきたら、もちろんそれはとてもすごく嬉しいこと。ないけどな!(自分で言って悲しいパターン!)
でも私は、(想像ですけど)1回書籍化したら、そこで終わっちゃうんだろうなって、勝手に傍から見て、現実を感じていたりして。
だってね。
色々なコンテストへ記念受験的に薔薇魔女を出してみて思ったんですけど、書籍化作家さん達もバンバンエントリーしてますよね。えー、ズルい! そこに忖度ってあったりしないの? って一般人なので思っちゃいます。
つまりは、『先生! そろそろ次回作どうですか?』の世界じゃないんだろうなって。あくまで予想。
出版社は、たまたま固定客がついた『成果物』をパッケージにして売って、おしまい。それがヒットして、増刷かかったらコミカライズ、アニメ化、グッズ売り……となるかもですが、ほんのごく一部でしょうねえ。
作家として、育ててくれないんじゃないかなあって。
その背景の一部には、シビアなコスト上昇があるのかな。
今は世界的インフレで、紙代も人件費もヤバい状況です。部品調達ままならず、新車の納車2年待ちとかザラです。
そんな中で、原価がかからずほほ完成品で手に入るWeb小説は、出版社にとっては救世主かもしれませんが、作者ってケアしてもらえるのかな? って考えちゃうんですよねえ。
出版社を維持するコストが保てないのだとしたら、編集者すら育たない。ブクマすごいから、書籍化打診して、パッケージのプロセスに乗せて、売るだけ。イラストレーターさんも、ね。
これが常態化してたら、おっそろしーなーなんて、仕事柄思っちゃうのです。個人的な予想でしかないですけどね。
まあ、私にはそんなお声はかからないので、心配ご無用なわけですが!
好きなものを好きなように書いて、あわよくば好きですとか、一言感想をもらえたなら、めちゃくちゃ幸せです。
最後に、たまーにお見かけするアンチさん。
(誤字脱字報告じゃないですよ、お前はダメだ的なこと言ってくる人ね)
私は、速攻コメント削除アンドブロックします。相手するだけ無駄と学びましたので。
罵詈雑言したいなら、壁打ちしといて。中には人間がいるんだかんな!
言っとくけど、ゼロから生み出すの大変だかんな!
できたやつに文句言うだけなら、誰でもできんだかんな!
つまらんかったら、そっと別のを読みに行け!
ゼーハー。
というわけで、私は、私のしたいように。
ただし、人に迷惑はかけないように。
今日も物語を、考えるのです。
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お読み頂き、ありがとうございました。
PVや星によらず、面白い小説はたくさんあるんだな、と最近立ち上げた自主企画で学びました。
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