46話まで読了。
ある展開に至るまでの経緯や背景が、登場人物の性格や行動によって丁寧に描写されており、展開に納得感がある。
NLやBLで同じような話を展開するのは難しく感じるため、百合という基本設定にすら納得感がある。
執筆にあたり、筆者が相当頭をひねったことが伝わってくる。
本屋に並んでいても違和感ないレベル。むしろ、本屋に並んでいる小説と比べても上位に位置すると感じる。
【追記】
164話まで読了。
物語を通して、心理描写にリアリティがある。
私の性格やバックグウランドは矢凪にかなり近いが、心理描写がリアルであることから、矢凪に対してとても感情移入して読むことができた。