第285話 怖い事件 その2

先日怖いなといっていた事件。きちんと犯人も確保されているが、動機が理解できなかった。

自分の悪口を言われていたからと言っているが、自分と年代が違う、親とも年代が違う近所の人から仮に何か本当に言われていたとしても、自分の耳に届かないのでは?と思った。

言うのであっても、犯人の親に言うくらいじゃないかな。

独りぼっちでいることに対して自分自身が何か思っているから、ちょっとしたことでも爆発するんじゃないか。

別にそんなにいつも誰かといなくてもきちんと仕事をしていれば、さすがの田舎でもそんなに言われないだろうし、精神的に元々不安定な犯人ではなかったのかな。

妄想も入っていそう。


長いこと近所の人とも話さずにいて、急に何か爆発するというのは怖い。


話す機会もなければ、自分から積極的に挨拶をしたりするということもなく、どうしていきなり刺したり撃ったりできるのか。


怖いなあと思うのは、いちおう生活はしているようだが、何をしているのかわからない、ご近所づきあいもしない人がいて、こういう事件になるかもしれないから(逆恨みとかで)遠い場所の理解できない事件ではなく、この田舎でも危うい事件というように感じている。


一人で上手に自分の機嫌をとれる人は珍しい。

なんとなく人との距離をつかめなくなって、非常に強く当たったり、依存しすぎたりしやすい。

そこへ自分が攻撃されているのでは?という考えが浮かんでしまうと暴走してしまうのかもしれない。


SNSなんかよりもきっちり顔を合わせて自分の声でリアルに人と付き合わないと、丸くなれないのかもしれないね。


たまには口数の多い酷い攻撃的な人もいるけれど、それはそれで。

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