第147話 やりたいこと山積み
朝晩は寒くて、昼間は暑い。そんな日が続いている。
日陰は昼間も風が冷たいので、汗ばむまではいかない。
しばらく前に買った檸檬の木。
あれをそろそろ鉢に植えたいのだが、まだ朝晩が冷え込むから家の中に入れたままの方が良さそうだと思いながら、3月。
でもちょっとは直射日光に当てておかないと、葉も根も元気がなくなりそうなので、今日あたり外気デビューをさせてみようと思う。
買い物ついでにちょくちょくホームセンターを覗いてきているが、まだバジルの苗は出てこない。
バジルとパセリは買っておきたい。
寒いと一気に枯れてしまうものだから、もう少し先なのかも。
家の中のアロマティカスも元気なものと、元気がないものがあるから、これもなんとかどちらも元気を出してもらって、ゆくゆくは株分けしたいのだけれど。
いい香りということと、黒いつやつやした例の虫が嫌うらしいというので、買ってみた。
玄関の水槽もそろそろ洗いたい。
メダカが今はいないのできれいにしっかり洗って、また近くの水路などでメダカを見つけてきたい。
暖かい日にやりたいことがたくさんあるというのに、鼻がむずむず、喉がいがいがでやる気が出てこない。
車もバイクも花粉でどろどろだから、それもなんとかしなくては。
車のワイパーを動かすと、ガラス面に黄色っぽい粒子がたくさんついているのがわかる。ワイパーがガラスをぬぐうと水が濁っている。
この春こそ断捨離とまではいかなくても、少しずつ持ち物を減らしていこうと思っている。
夫が定年退職したらこの賃貸物件から引っ越すので、それまでに身軽になっておかねば。
いろいろ考えているのだが、空がなんとなく黄色く霞んで、車のボディも黄色く粒だらけなのを見ると、怖気づいてしまう。
そして、現実逃避してバイクに乗って出かけてしまうダメなオバサンである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます