第77話 出て行く人は止めないよ
やっとトイレから出てきた。
「旦那様この子達、解放して!
国から出て行って貰って!」
「事情聴取終わったから、何も無い」
「そうそう、情報持って無かった」
「忍者3人娘ちゃん、門までついて行って」
「そうそうさようなら」
「旦那様首輪を、取ってあげて」
トイレで何が合った、お前たち。
「何も無いけど、得る物も無かったよ」
そうかなら、外そう。
首輪を外した、3人娘に送らせる!
コチラを見ているが止めないよ、去り行く人は!
さてさっき3人娘から聞いたが、帝国は逃げたようだ。
裏切り者の貴族をどうするか?
「旦那様はもう処分方法を決めて有るんですか?」
もし生きて捕まえたなら、一族全員帝国にプレゼントしよう。
それがこの国の為だ!
帝国は入って来たので、通行領貰わないと!
「りょうの感じ変だったのでは?」
気にするな、いつもの事、それより食事来ないかな!
「何か作ってるんですか」
料理長と帝国の料理人に作らせている、食べ比べだ!
「旦那様のより美味しいの!」
分からない、でも上手くゆけば、全ての料理を再現できる。
BOXに入ってない料理も再現出来る!
「「「「「やったー」」」」」
「早く作って来ないかな」
すると扉が開いた。
メイド総長と帝国メイドだ。
全員ガッカリ。
「なっ何ですか皆さん、そのガッカリした態度は!
私は面談終わってきたのに、王まで怒りますよ!」
いやー悪い悪い、料理長が来たと思ったので!
「そうですかそれではコチラの帝国人メイド達、危なく無いので雇います。
躾をした後王の元に来らせます!」
分かった、鍛えてやってくれ、チリル達同様に。
「チリル様達は、どちらに?」
今言った料理長達の毒見だ。
「それなら人数多い方が良いわね、なら皆さん行きますよ」
「「「「「「はいメイド総長様」」」」」」皆んな揃ってる。
そうだ行く前にこれを一つ食べて、卵サンドを食べさす。
「何、この美味しさ」
「美味しい」
「初めて」
「王様、側室要りませんか?」
どうしたメイド総長。
この美味しさの感動で、料理の毒味をして来てね。
「もう一度言います側室要りませんか?」
ハイハイ、行ってシッシ、バイバイ。
メイド総長以下、コチラを睨みながら出て行く。
さてのんびり待つしか無いな、お茶飲む。
「何か甘い物出ます」
かりんとうでも出そうか。
「又なんですそれ、アレに似てますが」
思ってはいけない、ユーナみたいにただ食えよ。
「でも、もし、いゃ〜ダメ」
はいマール失格、もう上げない!
「何故貴女は食べれるのユーナ」
「旦那様を信じているもん、嫌なら国にお帰りなさいお姫様」
はいオーロラ失格。
エイルはどうする。
「信じてます旦那様」パク。
「甘い、美味しい」
エイル合格。
合格したエイルとユーナに、ホワイトチョコレートでコーテングした
プチケーキプレゼント!
「「「プチケーキ」」」
「ありがとうございます旦那様」
「私もありがとうございます」
マール鑑定。
「鑑定、天使の口づけ、輝きがます、闇魔法反転」
2人は輝きを増した、やった後みたいに!
かりんとうは鑑定でHP10%回復だった!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ポーリン王国王城調理場。
「それではこれからジャガイモの調理を教えます。
ユーコン先生どうぞ」
「先生てまぁよろしく、それではまず状態確認。
ジャガイモを見せてください」
概ね合格だが保存方法が悪いのか、芽が出た物や緑色の物がある。
「この芽の部分を除去してね、緑のジャガイモも除去食べないでね。
その後水洗い、皮を剥いて短冊に切って油で炒める。
塩を振って出来上がり、さー食べて」
まずトーランの王子が食べる、次に料理長。
「美味いな相変わらず」
「これがジャガイモの味美味しい、お前達も食べてみろ」
他の料理人たちも食べる。
「その隙に次、蒸して塩振る食べて」
「ハハハ美味いーーイ」
「塩だけでも美味しいです」
「薄切りして油で揚げる、塩を振る食べて」
「文句ない味」
「こんなに、塩振るだけで!」
「後は人参と玉ねぎとジャガイモとブイヨン。
ブイヨン無い、どうしよう」
「どうかしましたか?」
「ブイヨンわかりますか?」
「分かりません、どの様な物」
「そうよね、異世界だものいいわ
これに牛乳・・・これも無いのか」ガツクシ。
「牛乳とは何ですか?」
「牛の乳よ、乳牛ているの?」
「城外の農場にいますよ、ただ飲むとお腹壊します」
「そこもか、とりあえずもらって来て早く!」
「ユーコン料理難しいか?」
「違うこの世界塩しか無い、調味料無さすぎ!」
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