098 ひねくれレタス
◆2023年9月25日
軒下で3週間前に種まきした発芽苗の育ち具合を、このところ按じてました。
連結ポットには、小松菜にしちゃ弱々しくよれた双葉しか育ってません。
これじゃ日向へ直まきしなおしかなと考えてたところ、……アラララ、とんだ思い!
ひ弱に見えたのは、なんと、サニーレタスだったからでした──。
葉が先端なほど赤茶になる市販の姿しか知らなくて、思い違いしてたんですね。
すっかり忘れっぽくなったくせ、面倒がっていつも苗札つけないから要らないことしでかすとこだった。
けどさ、サニーレタスも、なんか…素直じゃないよね。
芽出しした時の色のまんま育てないのかよぉです。育つほどにひねくれてダークになるなんてさ。と、いいかげん婆さん八つ当たり。
せっかく発芽させても今回のように、それが何んだかわからないことがしばしば。
何事につけ無計画、思いつきだけで始めるから、こういうハメになる。
そもそもが行き当たりばったり暮らし。とりあえず発芽に成功したとはいえ、実は今後の生育はおぼつかない公算大。
レタスは葉がやわらかく雨による土の跳ね返りが苦手だし、昨日の突然の気温低下からしても、ビニールマルチ・ビニールトンネルの支度は考慮せざるをえないはず。
なのに貧乏だからと、未だ資材を用意するでもない・・・。
プチ畑じゃ冬への日照難避け難いのに。
そもそもの土さえ仕上がってもいないのに。
しかもですよ、こんなざまでいて今日またポットへ茎ブロッコリーの種蒔いた。
連作障害で、プチ畑にはもう定植できないってのに。
獣害で放置してた段々畑だって、まだフェンスさえ仮設し終えてないのにですよ。
…んっとにもう、我ながら次から々とあきれるっきゃない婆あ。
でもこんなにいいかげんだからこそ、去年採りそこなってたピーナツの自然生えから、わずかでも収穫できました。
その内の15粒を来年用に除け、残りをさっき半生ながら食べられました。
豆って普通は生だと青臭くて不味いものですが、ピーナツはまあまあなんです。
こうしてズボラ家庭菜園は奇跡的に継続できてるので、私よっぽど悪運が強い婆さんなんでしょうかね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます