12 手に職
こんにちは。
昨晩は、枕に頭を置くまでがサバイバルでした……。寝転がろうとするときの体勢に、頭が重くて首と背中の筋肉が耐えきれず、体を傾けられない。
昔、ギックリをやってしまった時も思いましたが、普段の何でもない動きは色んな筋肉や骨格が支えて来るている奇跡なんですね……。物理的に頭が重い……
そんなこんなでも朝目が醒めると、起き上がれるくらいにはマシになっていたので、リュックを背負って納品へと行ってきました。今日行かないと、明日は夕方から雨らしいので。もし雨にあって商品が濡れてしまっては大変です。
いやー、店主さんは私が編み物をしてくるとは思っていなかったようで、びっくりされていました。まぁ、今までかぎ針編みで作った麦わら帽子みたいなのを被ったりシュシュは作っていましたが、今回は棒針編みなので。しかも前面に色んな種類の柄編み。
今期の冬は防寒系の小物グッズが無かったから喜んでもらえて、こちらも嬉しいかぎりです。
実は昨日の夜、手袋までしっかりしていなくていいけれど、手首と手のひらだけを温めてくれるようなものが欲しいと思って、使わない毛糸で適当に編んで今も装着しているのですが。手袋までしっかりしていなくても良いけれど、それでも装着したらズレたり着け心地が悪かったりしては意味が無いので、親指だけは別で出せるようにして、他の四本の指が出る穴はサイズがピッタリになるように減らし目をして。自分でも驚くほどピッタリサイズで仕上がりました。
今回のスヌードもそうだし、このナンチャッテ手袋もそうだけれど、何でもやっておくものだなぁ~としみじみと思う。
物を作るための技術って、それなりにやり慣れていないと商品にはならないし、思い付きで手袋が欲しいと思ったって作り方を知らないと出来ない。言っても編み物歴も保育園の頃からですからね(笑)手袋も今まで何個作った事か。ミトンタイプが多いけれど、五本指も作った。何も見なくても作れるって強みだと思います。「手に職をつける」と言うけれど、ほんと技術は身を助けます。だからチャンスがあれば、なんでもやっておくべきなんだろうなぁ。どこで何が役に立つかわからない。
数学だって英語だって歴史だって科学だって古文だって、この先の人生で何が役に立つかわからないですよね。技術じゃなくてもコミュニケーションツールとして必要になるかもしれない。
子供の頃、散々色んな大人に「今は嫌でも大人になったら勉強しておけばよかったとか、勉強したいって絶対に思から勉強しなさい」と言われて来たけれど、まさにそれ。体育で何のためにやっているのか分からなかったペタンクだって、あんな単純な競技ほど難しいって身をもって分かったから、パラリンピックの名前も知らないような競技の難しさも想像できる。
今さらながら、なんでもソラで出来る、又は分かるくらいには身に付けておくことは大切なんだなぁと実感しました。
ところで、私のぶっ壊れた首と肩ですが、帰宅したら母親に即効ばれるくらいに悪化していまして……。昨日はばれずに済んだのになぁ。リュックが良くなかった。そして、今日は春の陽気で暖かかったとはいえ、日が沈むと冷えて来てストールを撒いたり身動きが制限されて。冬って何にもしていなくても肩がこるので。あーあ、振出しに戻りました。今晩の枕に頭を置く作業も怖いなぁ……
明日には良くなってしますように。
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