第80話 緩和ケア

2022年7月半ばから自立できなくなった「ぽぽ」は

定期的な通院で様子を見ていた


2023年の年明け後、今までより呼吸が早くなった


心配になり母は病院に連れていくと

「ぽぽ」の体に癌が見つかった


すでに転移している可能性が高く、

加えて右肺が無気肺になっていた


治療や手術を選択できないこともないが

「ぽぽ」の体の状態を診る限り打つ手は無いに等しかった


その時私は「めるも」や猫たちの世話をするために

留守番をしていた為、母からの連絡で知った


私も母も「無理に生かすことはしない」という意見で

緩和ケアを選択


その日のうちに「るーくん」や「ととお」の時にお世話になった

酸素室や酸素マスクのレンタル業者に連絡をした


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る