軽めのストーリーだけど、ごてごて飾り立てていない分、シンプルなテーマでしっかりと物語が構築されているので重厚さが感じられる。読みやすさと奥深さのバランスが云い。読み終えて、ん、これで十万字こえてるの? とびっくりする。何よりラビィの人物造詣がいい!これはセドリック、君の気持わかるぞ、これは男としてイクべきだろう、ちょっとライバルが手ごわいが……がんばれ!おかわり希望! と思っていたら、続編がある模様。楽しみに読もう。