拝読致しました。
なるほど、となるとほぼ黒・白・赤の各家のご先祖様がエレディールから来たのは、ほぼ間違いないですね。「根付く」と言ってましたので。
つまりこちらの世界の生物はギームを使用できない、これは身体的特徴に依る。これも確度があがりました。
で、どうやら各家の血統には能力的特徴があり、おそらくその力を使って周辺の地に隠然たる勢力を築いた。其の辺の力の根拠が、黒白の家にある「もの」……おそらく魔法を使い何かを為す魔道具、ということかな?
そして謎の存在、銀月家。
白人さんは、転移の可能性はこの三家を除けば地球上にない、と言い切っていましたので、銀月家に力はない。でも情報は持っていそう、という不思議な立ち位置。
そしていまのところ出てきていないのが「鏡」家。
ちなみに銀の板にガラスを貼ったら鏡になる……は、考えすぎかな(^_^;)
いずれにせよ、転移という超自然現象を制御できる力も技術も心当たりがなさそうですが……さて?
作者からの返信
たけざぶろうさま。
いつも拙作をお読みくださり、毎日本当にありがとうございます。
確かに、仰るように三家会議の描写からは、そのように読み取れますね。
「根付く」もそうですが、言葉の一つひとつをしっかり拾われているなあと、いつものことながら感心させられてしまいます。
三家という血統がどのようなもので、どのような力をもった存在なのかということは、黒家と白家が継承している「もの」も含めて、今後少しずつ明らかになっていくことと思います。
ひとつだけ補足しておくとすれば、確かに黒瀬白人は「私たち以外にはあり得ない」としていますね。
文脈からも、それは白人自身と白鳥摩子を指しているように読めます。
ただ、銀月家を含めて「三家二室一統」と呼びならわしてはいるのですが、「三家二室」と「一統」は、全く別の存在です。
白人が銀月家について、何をどこまで知っているのかは分かりませんが、彼の言った「私たち」という言葉が、より広範な意味を含んでいる可能性が無きにしも非ずということですね。
鏡家については、とても面白い発想だなと思いました。
考察の種は、そう遠くないところで出てきそうですので、次話以降の展開を楽しんでいただければ幸いです。
『彼の地』『託宣』などなど、イミシンな発言がどんどん出てきますね!
地球(?)側にも、彼の地との色んな思惑や繋がりや有りそうですが……
鈍い わたしにはまだまだピースの繋がった姿が見えません~(TДT)
気になる!
作者からの返信
弥生ちえさま。
いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます!
さすがに意味深な三家の話し合いとなると、意味深な言葉がポンポンと出てくるようです。
話している内容から、どうやら転移先についても何らかの情報を持っているようにも思えますが……この先の展開にご期待ください。
鈍いなどととんでもないです。
まだまだ全体図を見通すには、出てきたピースの数が少なすぎると思います。
少しずつ明らかになっていく過程を、楽しんでいただければ私としてはとても嬉しいです。
SF要素きたーー!
彼の地とは…地球を模した、いや、地球が模した…他惑星なのか?
そして彼の地の子孫らが黒と白(と赤)の家。
転移を起こしたのは本田さん?本田さんかっけ…ゴフッ。
現代側の大二部からまさかの核心に迫る展開、激アツです。
作者からの返信
正気さま。
いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます!
今の段階では本文以上のことを申し上げることは出来ないのですが、そこまでお読みいただいている方の中で、「本田」というたった一度しか出てきていない名前を憶えてくださっている方……正直なところほとんどいないと思っています。
めちゃくちゃ感動しています!
大二部が大二郎に一瞬見えて、「ん?」と思ってしまいました(笑)。
主人公がなかなか出てこない感じの第二部ですが、これからも展開を楽しんでいただければ幸いです!
そうなのですよね。
全体を見て転移した範囲を考えると、人為的ならば狙いは「人」でタイミング的にも『職員室』=職員なのですよね。
それは、あんにゃろう(お口がお下品)が暗躍していたあたりから思っていました。
そして、「彼の地」……全員黒でよろしいでしょうか(*'▽')にぱー となりそうな新事実ですね。日本の方々のまだ見えない暗躍が、あんにゃろう(再掲)より凄そうです。
これは……このメンバー達は過去の転移時に地球に渡ってきた異世界人の子孫?って感じに勘ぐっちゃいますね。
うーん、ほんと深い。
謎が多くて考察が捗ります 笑
作者からの返信
如水伽絽さま。
たくさんお読みいただいてありがとうございます。
本当に感謝しております。
仰る通り、三家会議の内容からはそんなような結論は導き出されることと思います。
白鳥摩子の台詞から、少なくとも何者かの子孫であることは確かなのでしょう。
肝心なところはまだまだ明かせないのが心苦しいところではありますが、考察をしていただけるのはとてもありがたいことです。
ヒントにもならないことですが、彼らの血脈は100年や200年程度の歴史ではないのです。
三家会議での話の内容。
これが全て仮説だけではなかったとしたら。
続きも気になります!!
作者からの返信
黒羽冥さま。
いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます。
三家会議では、いろいろと新たな事実が判明したり、気になる仮説が飛び出たりしています。
ある程度事情に通じていそうな三家の者たちですので、まったく根拠のないことばかりではないと思いますが……今後の展開を楽しんでいただければ嬉しく思います。