第四章 第21話 ザハド訪問四日目 その4
酔っ払いの
いいのかな~と思いつつ、店の忙しさが
☆
「えええええっ!?」
俺は思わず、でかい声で叫んでしまった。
な、何だ? 今のは。
つけたんだが――――どうやった?
ペルオーラはびっくりして、俺の顔を見てしゃがんだまま固まっている。
芽衣も
――倉庫らしきところから、サブリナと
「どうしたの!?」
「キェラフェーロ!?」
俺は……何と言ったらいいのか、分からない。
分からないけど、ペルオーラに話しかけた。
「ペ、ペルオーラ……」
「ヴォ、ヴォッド?」
「ロ、ロロ、
「イシムーア?」
「
ペルオーラは一瞬考え込んだ様子だったが、すぐに別の
すると数秒後、薪の表面からちりちりと音がして煙がでたかと思うと、すぐに炎が上がりだした……。
「えええっ!?」
俺と
――そりゃ、そうだろう。
ペルオーラは、左手に何も持っちゃいなかった。
ただ、
かざしただけなのに――火がついた。
「……魔法じゃん」
「ま、魔法……?」
「オワッ」
ペルオーラが
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