取り戻すために、向き合う

美しい友情の物語。
本作を一言で言い表すには、この言葉がピッタリであると筆者は考えています。
文章、描写、音楽というテーマ。これらの要素もこの作品をより繊細で美しい物語にしているように感じます。
しかし、光あるところに影あるというように、ただ美しいだけの友情の物語ではありません。
数年間の昏睡状態に陥ってしまった親友の蛍琉が抱えていた苦悩、傷。
主人公である夏川は夢治療という最先端技術の装置『ファンタジア』を使い、治療を行うことになります…。
待ち受けるものは?蛍琉を追い詰めた原因は?夏川は彼を救うことが出来るのか?
あまり語るとネタバレになってしまうので、ここで切り上げさせていただきます。
後はこの物語を是非読んでみてください!!!

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