「人間の条件」ずいぶん昔にみました。
ぼんやりのんびり暮らしていた自分の頭を、ガーンと殴られたように思いました。
私の母も「岸壁の母」をやっていたと聞きました。
船が着く度に息子を知らないかと聞いていたそうです。
そんなことを知ってか知らずか、海の向こうで長兄は帰ってよいものかどうしたらいいのかと、故郷を眺めて苦しんでいたそうです。
1年ほどして、生き残った命を役立てられる人になろうと帰ったそうです。
私が双葉百合子の歌を聞く度、涙がボロボロこぼれるのは、そんな所からくるのかも知れません。
作者からの返信
そうなんですね、@88chamaさんのお母さまとお兄さまも……。💧
行ってみて驚きましたが、舞鶴は日本海の小さな港で、復元された桟橋も狭くて、小さくて、こんなところにニュース映画で観た大勢の人たちがと胸を突かれました。
今日、映画を観てきました。
中で特に感動したのが、二宮さんを大きな病院へと訴えてみんなでストライキを起こす場面です。
武力で抑え付けられていながら、武力に寄らない抵抗……目には目を、歯には歯をでは火に油を注ぐだけ。対話ができるトップばかりではないけれど、やはり力と力のぶつかり合いは悲しみの連鎖を生むだけですから。
全ての人の心に思いやりが溢れ、この世から争いがなくなることを切に願います。
作者からの返信
すてきなコメントをありがとうございます。(*'▽')
彼我のちがいと申しますか、あちらの国では、いわゆる腕っぷしの強い男性が尊敬されるみたいですから、もし日本へ侵攻されたら、本当に怖いですよね。
愚かなトップのみでなく、戦争特需を目論む人たちに神の裁きを……。