第7話 キョウフ【ASMR】/中多さんは必ず守ってみせる!

○映画館・シアター内(昼)

   #映画はクライマックス近くになり、恐怖シーンが連続で流れている。

   #おどろおどろしいBGMに合わせて、怪物の声と襲われる登場人物の悲鳴が鳴り響く。

   #紗江、ホラーシーンが来るたびに、小さく恐怖の声を上げる。

   SE 怪物の声(グオオオ!的なもの)


紗江

「ひっ!?」


   SE 女性の悲鳴


紗江

「ひぃぃ……ち、血が……。」

「あ、あんなにいっぱい出ちゃってる……。」

「ああ……! そっち行っちゃダメ……!」


   SE 怪物の声(グオオオ!的なもの)

   SE 女性の悲鳴


紗江

「だ、だから言ったのにぃ……。」

「あわわ……ダメダメダメ……!」

「そ、そんなことまでしちゃダメですよぅ……!」


   SE 怪物の声(ひときわ怖いもの)

   #恐怖に耐えきれなくなった紗江、思わず主人公の腕にすがりつく。


紗江

「ひゃあ!?」

「せ、先輩……ごめんなさい……。」

「ちょっとだけ、ちょっとだけ捕まらせてください……!」


   SE 怪物の声(ひときわ怖いもの)


紗江

「ひゃああ!?」


   #紗江、主人公の耳元で囁く。


紗江

「む、無理です……限界ですぅ……。」

「これ以上されたら、私……!」


   SE 女性の悲鳴(ひときわ怖いもの)


紗江

「ひぃ!」

「も、もう許してぇ……!」

「先輩、お願いですぅ……!」


「どこにも行かないでぇ……!」


   SE 怪物の声(ひときわ怖いもの)


紗江

「ひゃあああ!」

「私……も、もうダメぇ……!!」



《第8話へ続く》


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『ASMRボイスドラマ アマガミ Vol.3 中多紗江編』(CV・今野宏美、CV・阿澄佳奈)

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