第53話愛犬マルとの共存

 マルは兎に角人が怖いみたいで、他人が来るとよく吠える。

 でも、決して噛みつく癖はないので、それが助かるところ。

 我が家では癒しの存在の一員となっている。

 臆病でありながらも、人の話をよく聞いて、行動できる賢い犬なのかもしれない。


 私的にはマルが一番好きで、よくアプローチをマルからかけてくれるので、たまに遊んだりするときもある。

 嬉しそうな表情をすると、こっちも穏やかになる不思議な存在。

 散歩へ行くと、知らない人によく吠えるが、それも犬の習性かもしれないので、あまり怒らないようにしている。


 もともと人があまり得意なほうでないマルにとっては、他人は多分怖いのだろう。

 でも慣れてくると、まったく吠えなくなるので、人を見ているのかもしれない。

 そんなマルとも共存し合える日々がいつまで続くかはわからないが、精一杯接していこうと思う。

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