第43話至福のひと時

 愛犬たちと出会って、こうやっていいひと時を過ごせていると思うと、感慨深いものがある。

 モコと出会って、母犬になって、ハナとマルが生まれて、新しい命の息吹が吹き込んできたなって。

 三匹とも性格が違うので、それはまた楽しいし、個性があって、いいなって感じる。


 こういう至福のひと時がいつまでも続くとは思っていない。

 いつかは三匹がいなくなるかもしれないし、また新しい犬が増えるかもしれない。


 モコは兎に角人に媚を売るタイプの犬で、ハナは愛嬌を振りまくかわいい犬で、マルは天真爛漫で、何処か臆病な犬。

 三匹がいるだけで、家の中が活気づくような気がする。

 犬がもしいなくなったらペットロスになってしまうのかな。


 散歩へ行く時もハナとモコ、マルといった感じで連れて行っている。

 嬉しそうに歩く姿を見ると、「健康そうでいいな。」と思う。

 

 こんな至福のひと時をずっと味わっていたい。

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