第38話愛犬ハナとの暮らし

 ハナとの暮らしもまた、楽しいし、癒されっぱなし。

 ハナはマルと違って、吠えることが少なく、威嚇したり、噛みつく癖もないので、接しやすく、愛嬌があって、可愛らしい。

 モコの子として生まれて、もう八歳くらいになるが、最近、頑固になってきたのか、散歩のときに動かないこともある。


 そんなハナとの暮らしは順風満帆そのもので、でもハナはてんかん発作とアレルギー体質なので、少し可哀想な部分がある。

 最近は、てんかん発作は起こさなくなったが、それでも薬でセーブしているに過ぎないので、薬は暫く飲ませないといけない。


 朝は、母が注射器で口の中に水で薄めた薬をやっていて、夜は餌に薬を混ぜて、飲みやすいようにしている。

 家に誰かが帰ってくると、しっぽをふって喜んで出迎えてくれる。

 それはモコでもマルでも同じ。


 ハナは我が家には欠かせない存在になっている。

 モコとマルも同様に必要不可欠な存在であることに変わりはない。

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