第32話情緒の安定

 精神や情緒が安定していることはいいことで、犬と戯れるだけでも癒しの効果を発揮するのではないかな。

 今まで、犬を飼ったことが無い人も犬を飼い始めてたら、情がわいて、より一層愛おしい存在になるのが犬である。

 

 私もその一人で、見ているだけでも心が落ち着いて、情緒が安定していくようだ。

 犬が怖いという次元はもうとっくに超えて、可愛らしく、ひとなっつこいという感情に心がシフトしつつある。

 その心の変化は大事で、怖いと思ったら、怖いままだけど、癒されると思ったら、いないと悲しい存在になる。

 

 家には三匹の柴犬がいるが、噛みつく癖はないので、その点では安心できる。

 大きな音がしても、吠えはするが、すぐに落ち着く。

 躾さえしっかりすれば、犬は従順にしてくれるので、いい相棒。


 私の精神安定剤的な働きをしているのが犬ではないかな。

 怒るとか悲しい感情も犬を見ると、起こらない。


 まさに癒しの力なのでは。

 決して言葉は発しないが、それでもいい。

 癒しを与えてくれる存在がそれが犬ではないかなって思う。

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