第14話愛犬マルの特徴
第十四話では、愛犬マルの特徴をあげる。
ハナとモコはあまり人に吠えないが、マルは臆病な性格で、人に対してやたら吠える。
それだけ人が怖いのかなと思うけど、犬によっては人が好きなのと人が嫌いなのもいる。
それもまた個性なのかもしれない。
しかしマルも欠点ばかりではない。
まず運動神経がいいので、飛び跳ねる能力がほかの二匹とは違う。
わたしたちが家に帰ってくると、飛び跳ねて喜んで迎えてくれる。
ハナは物を加えて出迎えてくれるし、モコも時と場合によって、寄り添ってくれる。
人間もそうだが、遺伝子が違うだけで、こんなにも個性や特徴が違うのかと驚かされる。
まあDNAが違えば、個性も性格、身体的特徴が異なるのも当然である。
DNAというと螺旋状になっている塩基性配列のことで、シトシン、チミン、アデニン、グアニンの四種類あることを皆さんは知っているだろうか。
その四種類の物質でDNAが構成されているのだから、神秘的である。
犬も人間もどの動物も植物も遺伝子レベルが違うのだから、そこに自己同一性があって、面白い。
みんなアイデンティティーがあって、自我があって、個性やキャラクターがあっていい。
マルも構ってほしいから、吠えて威嚇するのかな。
犬の心理的側面が読めないが、読み取ることもまた重要。
飼い主が犬の気持ちを理解することはたやすいことではない。
人間の心理も簡単に把握できないのと同じで、犬の心理も解読することは難しい。
次回へ続く。
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