視力0.02の私から見た世界
春川晴人
だって眼鏡は必需品ですものっ!!
はじめまして、あるいはいつも読んでくださりありがとうございます。
春川晴人と申します。
のっけから書いてしまいますが、私、とても視力が良くないのです。
きっかけは小学生の高学年に差しかかる頃でした。なんだか黒板がよく見えないなと思っていたりはしたのですが、基本ぼんやりさんな性分なもので、放置していました。
学校で視力検査がなかったら、視力が低下していることには気づかなかったでしょう。
最初は0.8くらいだったと思います。ですが、眼鏡を作るように学校から言われて、夏休み? とかに作りました。
とにかく、なにが面倒臭いかと言いますと、眼鏡のフレーム選びです。こんなのがいい? あんなのがいい? なんて、いろいろ掛け替えられているのですが、本人はほとんど鏡の中の自分がなにを掛けさせられているのか想像するしかできません。
そうして現在のようにお安い眼鏡屋さんが存在していなかったため、フレーム代、大体二万円くらい、レンズ代、ほぼ五万円くらい、といったように非常にお金がかかっていました。
しかも私の場合は遠視も乱視もあったりしたので、眼鏡屋さんもあれこれ試行錯誤してくれたのですが、なにしろうちは貧乏でしたので、眼鏡代に約10万円近く払うことがとても大変だったため、ちょくちょく作り変えるというよりは、更に目が悪くなることを想定して眼鏡を作ってもらっていました。
現在では、そのような眼鏡の作り方ではかえって目を悪くしてしまうそうなので、皆様はお気をつけください。
目が悪くなる原因はわかりませんが、乱視は親から受け継いだものですので、防ぎようはありませんし、猫背だったり、テレビをすぐ近くで見ていたり、本を目の近くで読んでいたのが原因の一つだったのかもしれませんが、やはりよくわかりません。
ですが、学校で視力検査を行うのですから、せめて保険適用にして欲しかったなと、思うのです。
そして現在。視力0.02で見える世界はかなり歪んでぼんやりとしています。
ただ、ここまで視力が悪いことを周りに公言しておけば、たとえば見たくないものを見てしまった時に視力悪いから、と言い逃れはできます。それだけが救いなのでしょうか?
ですがですが、同年代の方々が、そろそろ老眼が、と慌て始めているのですが、ありがたいことに、今のところ老眼はあまり出ていないようです。
うっかりこれを見てしまった偉い方がもしいらっしゃいましたら、どうか眼鏡に保険適用をしてくれるか、ご検討のほどお願い申し上げます。
見たいものも様々ならば、見たくないものも様々。人生ってそれぞれ違うんですよね。
おしまい
視力0.02の私から見た世界 春川晴人 @haru-to
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