色々挙げたらきりがないですが、途中でやめられない面白さでした。甚蔵の強さと悲しさが胸を打ち、応援せずにはいられません。「化けて出てこい」が刺さりました。涙腺が…紅子のキャラクターも、徐々に過去が明かされるにつれて魅力を増し、最後のエピローグの情景が深く心に響きました。相変わらず軽妙かつ怪しい淡雲の妙味も素敵です。ああ面白かった!と言わずにはいられない大作でした。次作を心から楽しみにしております♪♪
外連味のある時代小説は好きだ。読者選考とかいう仕組みを突破してくれ! 応援してるぜ!
筑前節全開であり、今回はさらなる外連味を提げての連載である。果たしてヤットウの深度は……と思ったが、かなり派手になっている。派手というか、楽しみのひとつとして挙げられる点になり、エンタメの更なる向上を感じずにはいられない。これは、エンタメ時代劇。しかも本格。すごいぜ。