第155話 始祖の正妻はアブノーマル



 居眠り天使の香りを堪能し、その無防備な体へと手を伸ばす。


 すべすべ肌、もちもちとした弾力、規則正しい息遣い。

 偶に漏れる熱の籠った吐息に、リアの耳はもっともっとと本能に訴えかけてきた。



 その時、パンッ!と軽い手拍子が響く。



「そこまでだよ、リアさん。カエデさんも気になりはするけど、まずはやるべきことをやらないと。……オリヴィアさん、だったかな?」


「はっ! オリヴィア、オリヴィア・ノスフェラトゥ・リーゼと申します。……エイス様」


「あはは、そんなに畏まらないで普通に話してよ。僕はただの獣人だよ?」



 そう言ってにこやかに自分よりも少し身長の高いオリヴィアを見上げて微笑むエイス。

 二人とも少女の外見をしており、傍から見るとそこそこに違和感を感じる話し方だった。


 彼女はその見た目こそお転婆な獣人少女だが、中身は所謂、王子様系女子だ。

 何故そんなキャラメイクをしたのかといえば、これにはリアの存在がかなり大きく関わってくるのだがその話はまた別の機会でいいだろう。



「そ、そんなことは……! わ、わかりました。んんっ、それで――何が聞きたい?」


「ふふ、そっちの方がどうしてかしっくりくるね。聞きたい、というよりはこの状況をどうするのかと思ってさ」



 クラメンとの再会、カエデのふわふわな羽、そして少し肌寒い雪空の下の暖かな柔肌。

 そんなことに気を取られ、漸くリアもこの状況に気付いた。



(そういえばなんだか戦場が静かだなとは思ってたけど、本当に静まってるわね? というか綺麗に分断してない?)



 少し周囲を見渡せば、そこには綺麗に人類軍と魔族軍が少し間を開けて離れているのが見える。

 気のせいでなければ――いいや間違いなく、どちらの軍勢もリア達の出方を窺っているようだ。



 三柱の光の柱、神々の黄昏ラグナロク、最期の審判。

 その三つを立て続けに目撃すれば当然といえば当然か。



「これは……そうか、あれだけの御業が齎されれば必然の結果だな」


「オリヴィアさん、私たちは貴女を助ける為にここへと来ました。だから貴女が望むなら、微力ながらお手伝いしたいと考えています。……そうだよね? リアちゃん」



 光の翼を消失させ、黒いコートをはためかせながら歩み寄るヒイロ。



「ええ、幸いここにはたくさんの血があるから殲滅は楽そうだけど、どうする? オリヴィア」


「……始祖様。……っ、妾に、我が魔族軍にもう一度だけ、そのお力をお貸しください……」


「一度に限らず何度でも貸してあげるわ。貴女には私のがお世話になったみたいだからね♪」



 見上げてくる紅い瞳。そこに絶望の色は消え、希望の灯った綺麗な瞳につい口走ってしまった。

 その一瞬、時が止まったような錯覚を憶え、ヒイロの口から「妹?」という小さな呟きが聴こえる。



「妾が、始祖様の妹君を……ですか? それは――」


「お姉さまぁぁぁ!!」



 言葉を被せるように聴こえて来たのは、まさに渦中の人物による声。

 振り返ればもの凄い勢いよく飛び込んでくるアイリスを抱き留め、その後ろには知らない魔族達を数人引き連れていた。



「おっとと、……アイリス。お疲れさま、ちゃんとお願いしたことをやり遂げてくれたのね? 流石だわ、ありがとう」


「当然のことですわ! わたくしはお姉さまの妹ですもの。英雄の一人や二人くらい、どうってことないですわ!」



 アイリスはリアの胸に顔を埋めて堪能するように頬ずりをする。



「オリヴィア! 無事なのか!! さっきから何が起きている!? あの光はなんだ!!?」


「……マナガルム。其方も生きていたか、妾は見ての通り無事だ」


「オリヴィア様ー! ご無事でなによりですー! 私ももうダメかと、死ぬかと思ったけどぉ!! あの吸血鬼の人が来てくれてぇ、うわぁぁぁぁぁん!!!」


「落ち着けララ、其方も無事でよかった。それよりも、まさかアイリス……なのか?」



 大柄の獣人、いや狼男ウェアウルフもしくは狼の王ループスのような男が大声で吠え、次いで桃色髪の半人半蛇ラミアが乱入してくる。



「お姉さま……? いまあの子、リアちゃんのことをお姉さまって呼んだ? カエデ、起きてカエデ。やっぱりリアちゃん浮気してるよ、これ絶対だよ、確信犯だと思うの」


「ん~~、浮気……? リアが、また浮気したんです……? それは……すぴぃ」


「あ~、カエデ! もう、転移する前まではいつものカエデだったのに……こうなったら」



 カオスな状況が出来上がっていた。

 魔族と思わしい二人の乱入、アイリスは存分に甘え、ヒイロとカエデが何やら話している。


 戦場の空気は異様なものへと変わり、私たちの集団に魔族が加わったことで、人類種の軍が若干後退し始めているようにも感じた。



 そしてその時、本日二度目の手拍子が鳴った。



「取りあえず、皆落ち着こうか。一応ここって戦場だよね?」


「ん、何故ここに獣人の子が……ッ!!?」



 狼男ウェアウルフの男はエイスを視界に収めた瞬間、傍から見ても分る程に全身の毛を逆立たせる。

 巨大な尻尾がピンとアンテナのように立ち、そしてひれ伏すようにその場で跪いた。


 身長差は2倍以上あるが、狼男ウェアウルフの男は微動だにしない。



「ふふ、別に怒ってはないさ。だから顔を上げてくれないかな? 狼の王ループス


(あ、狼の王ループスだったのね。正直、獣人の種族ってよくわからないから勘違いしちゃったわ。でも、これで取りあえずは落ち着いた? 普段はポンコツなのに、こういう時は頼りになる。流石は年長者というべきかしら?)



 狼の王ループスはぎこちない動きで体を起こし、その場でジッとエイスの言葉を待った。



「さて、それじゃあオリヴィア。これ以上乱入が入らないように迅速に確認させて貰うよ」


「ああ……すまない。本来なら妾が指揮をとる必要があるというのに……」


「仕方ないさ。言葉は変えれても、心はそう簡単には変えれないからね」



 そんな感じのやり取りから言葉を数回ほど重ね、この場にいる存在の認識が一つに纏まっていく。

 エイスが現状の見立てを確認し、それを聞いたオリヴィアが肯定や修正。


 やる事が明確に決まった以上、あとは実行するだけ。しかしリアからも加える情報があった。



「急いで殲滅する必要はないわ。あれらの退路は既に断っているし、港町から道中までの都市も全て半壊させてるもの。……援軍は疎か、駐屯地の軍勢すらも加わる心配はないわ」


「それは……リアさんがやったの?」


「ええ、ここに来る前に厄介そうなものは全員殺してるわ」



 ここで隠してもどうせいずれバレるのだ。

 私にとってはもはや空気を吸うような事だが、彼女の声音から何かが間違ったのはわかった。


 表情は普段通り、怒るでも悲しむでも泣くでもない。あくまでにこやかに話すエイス。



『いま全てを壊滅させたと、そう言ったのか? オリヴィア、あの吸血鬼は一体……』


『黙れマナガルム。あの御方であれば何も不思議なことではない』



 そんなひそひそ声が聴こえると、エイスは変わらぬ表情で「そっか」と只々返した。

 そしてヒイロへと振り返る一瞬、その横顔が何処か悲しそうに見えたのを見逃さなかった。



「ヒイロさん、聞いてた通りリアさんは疲れてると思うから、僕が先行するよ。強化効果バフをお願いできるかな?」


「もちろん、リアちゃんは私がしっかり見てるから安心して行ってきてね」


――《大聖女の加護》《躍動力強化》



「すぐに終わらせるさ、準備はいいかい? カエデさん」


「……もちろん、です。……私も少し、本気で頑張ります……」


――【怠惰と好色の囁き】《反転ノ冥加》《自然治癒力上昇》《筋力超強化》《瞬発力超強化》



 蒼雷を纏ったエイスが飛び出し、その後を追う六枚羽を広げたカエデ。

 オリヴィアと狼の王ループス半人半蛇ラミアは自身へ掛けられたバフに戸惑いながら地面を駆け出す。



「お姉さま? 私達は……」


「そうね。私にだけ強化効果バフがない所を見ると――」


「リアちゃんはっ! 行かせないよ?」



 後ろから抱き着かれ、背中に柔らかいものが押し当てられる。



「ごめんね、ちょっと私とリアちゃんは話があるから、妹ちゃんは行っておいで? あっ、カエデ……あの天使の子だけど、拡散系の光スキル多用するからなるべく離れて戦ってね? 例え真祖の吸血鬼でも、当たれば結構ダメージ入っちゃうから気を付けて!」


「え、あっ……し、承知しましたわ。……ご忠告、痛み入りますわ」



 声音は優しく、朗らかに微笑んで心配するヒイロ。

 そこに悪意などなく、純粋にアイリスの身を案じているのがわかる



「……前に話した私の探し人よ。気を付けて行ってらっしゃい、アイリス」


「この方がっ……! はい、行って参りますわ、お姉さま」



 そうしてアイリスはカーテシーを見せると、他の者に続くよう雪の大地を駆け出した。

 気付けば、遠方の魔族軍は夥しい数の咆哮を上げ、地響きを感じさせるほどの勢いで進軍している。


 荒れ果てた大地にぽつんと二人。舞い落ちる雪が前髪へと落ちた。



「あー……ヒイロ? 私は疲れてなんかないわ、だから大丈夫よ?」


「うん、知ってるよ。これはただ……私がこうしたいだけ」


「そ、そっか……」


「うん、そうだよ」



 肌寒い風が頬を撫で、回された腕に力が入るのを感じる。

 甘く落ち着くような香りが漂い、心地いい鼓動が体温を通して伝わってくる。


 無言の時間が暫く続き、遠目には既に半壊状態の人類軍へと魔王軍が激突したのが見えた。



「すごいね、装備越しに感じるこの暖かさ。心臓の音がトクントクンって鳴って、本当に現実なんだね」


「私も最初に転移した時は驚いたわ、だって何もかもが違うんだもの。でも、不思議とすぐに慣れたのよね」


「……」


「……」


「今のリアちゃんは本物の吸血鬼なんだよね? ……私の血も飲みたい?」



 その言葉に何故か心臓が跳ね、自然と振り返る。

 鼻先が触れそうな距離で見つめ合い、その碧い瞳にリアの紅が映り込んだ。



「ふふ、久しぶりなリアちゃんの顔だぁ」


「私だって、ずっと会いたかったヒイロの顔が見える」


「でも、その目はギラギラしてるね? もしかして……私を食べたいんだぁ?」


「それは……ええ、実は再会した時からずっと気になってたの。ヒイロの血が飲みたいわ」



 自然と吸い込まれるように口元を近付けるリア。

 そんな唇を止めたのは、ヒイロの人差し指だった。



「ダーメ♪」


「むっ、ヒイロ……?」


「吸血もキスも、やるならもっとムードを考えて欲しいとヒイロお姉ちゃんは思います!」


「それは……わかるけど、私は今貴女としたいわ。ヒイロはしたくないの?」


「もちろんしたいよ? でも、こんな血生臭い戦場で久しぶりのキスはちょっと嫌だなぁって、リアちゃんは嫌じゃないんだ? やれればどこでもいいのかなぁ?」


「ち、違うわ!? そんなこと、私はヒイロとっ――!」



 その瞬間、唐突にこれまでの私がフラッシュバックした。


『世界戦争とか興味ないし、人類種とか魔族とかも正直どうでもいい。私は私の好きな子達と楽しくイチャイチャできればそれでいいの』


『思うがままに、本能のまま行動する。それが吸血鬼わたしたちでしょう?』


『私は私が欲しいと思った相手は必ず手に入れるもの♪ ダメそうなら強行して奪うわ』



 リアは自分が変わったことには気付いたが、具体的に何が変わったのかは定かではなかった。

 しかし、今のこの感情が矛盾していることには気付いた。視線は段々と落ちていく。



「リアちゃん? もう、そんなに落ち込まなくても……。ごめんね、ちょっと揶揄いすぎたよね? リアちゃ――「ヒイロ」」


「私って、そんなに変わったように見える?」



 再び顔を上げた時、ヒイロの目が大きく揺らいだ。



『今のリアさんは、リアさんであって理亜さんじゃない。多分……というより、絶対にヒイロさんも気付いてる。だからああ言ったんじゃないかな?』



 そんなエイスの言葉が脳内へ響き、見開いた綺麗な瞳は私をじっと見つめた。

 するとヒイロはふと肩の力が抜けたように微笑み、静かに首を振るった。



「ううん……全然、リアちゃんは全然変わってないよ? あの頃のまま、リアちゃんはリアちゃんだもん」


「……本当? 私は……今のままでいいの?」



 体に回されたヒイロの手に触れ、指に絡ませるように力無く握るリア。

 冷たい、こんな雪が振るような冬の外なんだから当然よね。



「ほら、やっぱり変わってない。リアちゃんは私の……私達の大好きなリアちゃんだよ? ふふっ、可愛い♪」


「ひゃっ! ちょっ、どこ触って!? 胸は……っ、血生臭い戦場じゃ嫌なんじゃなかったの!?」


「ふふ~ん、キスは嫌だって言ったんだよ? そもそもこんな寒い時期に上着も着ないで、体のラインをこんなに見せつけるエッチなリアちゃんが悪いんです!」


「体のラインって、これ装備よ!? ヒイロだって……ひゃんっ! まっ、ダメ。そんな強く揉まないでぇっ」


「えへへ、久しぶりのリアちゃんのおっぱい。柔らかい~♪ この弾力、それにさっきからするこの匂い。……あぁ、リアちゃんの匂いだぁ♪ 体は変わってたのに全然変わってない。そ・れ・な・ら……はむっ♪」


「ひゃっ!? ま、待ってヒイロ……耳は、耳はだめぇ。……はむはむしないでぇ」


「気持ちいいんだ? でもだーめ♡ 浮気疑惑のあるリアちゃんは、そのままジッとしててね」



 耳を甘噛みされ、熱い吐息と大好きな人の声に背筋がゾクゾクとするリア。

 楽し気に吐息を吹きかけられ、至近距離でのウィスパーボイスが足を脱力させる。



「んっ……う、浮気なんかじゃ。皆、私の大切な……あっ♪」


「あー、やっぱりいるんだ? さっきの妹ちゃんとかそうなんでしょ? 距離感すごい近かったもんね~」


「そ、それはっ……ちゃんと話すわ、ちゃんと話すから! だから今は」


「僕もその件については気になるかな。それで……二人は一体何をしてるんだい?」


「「あっ」」



 人類軍の残党を殲滅し、一足先に私達の下へと戻ってきたエイス。

 当然ながらその身に傷などある筈もなく、その後方にカエデとアイリスの姿が見える。



 そうしてヒイロに胸を揉まれている間に、この戦争は終わったのだった。




 それからはオリヴィア指示の下、軽傷者や重傷者を含め、戦場の広い大地へと集められた。

 呻き声や金属の擦れる音、種族特有の鳴き声などが絶えず聴こえてくるそんな空間。

 ざっと見ただけでも5万は居そうな軍勢が、オリヴィアによって2つに分けられる。



「ヒイロさん、間違っても不死者側に掛けちゃダメだよ? これはフリじゃないからね?」


「ふふ、わかってるよぉ、そんなに心配しないで。オリヴィアさんもそんな目で見なくても……」


「いや、妾はただ……」


「聞いていた通り、オリヴィアは魔族想いな子なのね。でも安心して。ヒイロが間違えることなんてありえないから」



 二つに分けられた軍勢から夥しい数の疑惑と不安の視線が、ヒイロへと注がれる。

 そんな光景を魔族の幹部や私たちが見守る中、彼女は手に持った杖を掲げた。



「天にまします我らが主よ」



 ヒイロのコートが地面からふわりと浮かび、足元から淡い光が溢れ出す。



ねがはくは汝の名に豊穣がありますように。御旨みむねの天に行わるる如く、地にも行われんことを赦したまえ。……恵みの光よ、癒しの聖よ、大聖女が此処に安息の地を待ち望みます」



 "豊穣の聖域サンクチュアリ"



 スキルの発動と同時に軍勢をまるごと覆い尽くす巨大なサークルが浮かび上がる。

 それは天より降り注がれし癒しの領域。

 黄緑色の光に包まれ、無数の天使の羽がひらひらと舞い落ちる空間。


 何万もの魔族を覆い尽くし、荒れ果てた黒い大地までも瞬く間に変化を齎した。



「傷が、治っていく……? うそっ!?」


「これは……これが、あの人間の力……なっ!? ……地面に草花が!!」


「キズガナオル、ナオッタ! ニンゲン、テキ、ナゼダ?」



 一部の空間だけ、まるで時間が加速したかのように豊穣が満ちた。



「おいおい、マジかよ。……オリヴィア、あの人間は本当に敵じゃないんだよな?」


「あ、ああ、始祖様の伴侶であられる御方だ。それはないと断言するが、こんなことが……」



 ヒイロは杖を静かに下ろし、満足げに頷いてからリアへと振り返る。



「これで一件落着だよね? リアちゃん♪」




=====================




 ――同時刻、いや少しだけ前の時間。


 薄暗い密室の空間で、乾いた音を鳴らしながら歩き回る。

 ここは戦場の地中深く、魔城から特定のルートを通ることで辿り着ける秘密の地下室。



「まさか英雄があれほどの数、同時に参戦するとはのぉ。……流石のあの女もここまでか?」



 台座に置かれていた3つの死体は姿を消し、一体のリッチロードはカラカラと笑う。

 付き従わせたアンデッドには手荷物を持たせ、杖を鳴らしながら出口へと歩き出した。



「いい潜伏場所だったが、他を探すとするか。英雄のサンプルは手に入った、あとはこれらを僕にさえすることが出来れば、儂は更なる階位へと至ることができる! ……予備スペアとはいえ駆けつけてやったんだ。あの女も満足して死ねることだろう、カカカッ」



 最後に部屋を見渡し、律儀に扉を閉めようとした時。

 リッチロード、キュヴェの視界は天井から降り注いだ黄緑の光に包まれる。



「は…………? こ、これは神聖りょ――」



 一切の抵抗もなく塵と化し、その場には虚しくアンデットの杖が転がった。


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