魂の詩

手探りでつくってきたものが

少しずつカタチになってきて

だけど、なんだかしっくりこない

安っぽい薄っぺらいコトバの羅列

壊して一からやり直すには

勇気がいるけれど


ムズムズ痒くなる目ン玉

止まらないクシャミの苛立ち


耐え難き

この魂の飢餓感

つきまとう焦燥感

道連れは孤独



みっともなく

でも

美しい詩が書きたい


真反対のなかで繋がるもの


突き詰めて

自らを喰らいながらも

どこか俯瞰ふかんしているような


そんな静謐な詩が

いつか書けたらいいのに、と

おもう

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