夜のなかで
昼の明るさに安心して
来る春を待つ者ばかりとは限るまい
太陽の眩しさに目を焼かれながら
夜に居場所を求める者の心を知らず
哀れなどというなかれ
身を削りながら
それでも
この夜のなかで
静かな絶望を
なんとか、やり過ごしている者たちを
月の光だけが、こうして照らしている
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます