その言葉は何を見ているのか…。

第3章まで入りましたのでレビューをしたいと思います。

『暴露』とは、本作で禁忌とされるもの。暴かれれば最後。異能力は失われることになる。誰であったとしてもその呪縛から逃れることは出来ない。そのような事態になるとなれば避けるのが当然の理。

それを異能力者の学園に転校してきた「大和慧」はそれを驚異的な頭脳をもってして早々にやってのける。周りを寄せ付けない冷たさは周りを忌避させるには十分で、厄介ごとを呼び寄せるには十分だった…。

とかく謎多き人物。やってきた理由、暴露する理由、正体。全てがミステリアス。彼が歩む道の果ては…。

長々と書きましたが、張り巡らされた伏線と大和が切れ者ということも相まって繰り広げられる頭脳戦。読み応えがる世界が広がっているので一読してみてください!

その他のおすすめレビュー

焔コブラさんの他のおすすめレビュー220