くっそ、引き込まれる

新知識の驚きと喜びに満ちていて、かつ、それが史実であるという確かさと、なにごとであれそれは実際に起きてしまったことだという恐ろしさに支えられている、カクヨムでは非常に稀有な存在……いや書店で探してもどうでしょうか。
マイナーな主題の歴史小説って、地元の知られざる名士とか、困難な土木事業に取り組んだものとかは見つかりますが、薩摩藩士がオランダに行っちゃってるとかいうスケールのものは思いつかない。
人物の魅力、筋書きの面白さ、ほとんどの読者が知りもせぬ場所と時代についてのストーリーなのに苦も無くその世界に連れて行ってくれる筆力などがあって成立する作品だと思います。
まだ数エピソードしか読んでいませんが、たまらずレビューしてしまいました。ゆっくり読ませていただきます。

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