第134話 ダンジョンからの帰還
「「「「「お疲れ様~」」」」」
ラッキー達はガイアの町の酒場に来ていた。
「それにしてもこんなに順調にいくなんて思わなかったよ。」
「たしかにな。」
「明日は休みにして明後日からまたダンジョン行くんでしょ。今日は楽しみましょう。」
転移魔法でダンジョン内を移動できる事が分かった日から3日間オーディールでレベル上げ&素材集めを行ったラッキー達。
この3日間、朝起きたら21階層から順番にブルースライム、グリーンスライム、レッドスライムを狩って行き、タルトとマフィンのレベルが上がったら17階層に移動し、ジュエルホビットを倒しながら宝石集め。時間が来たら20階層に移動しスカイドラゴンとの戦闘10回を繰り返した。
結果ラッキー、シルフィード、マリアの3人はレベル27に。タルトとマフィンはレベル24まで上がった。
【ラッキー・ストライク】
レベル: 25 → 27
力 : 260 → 280
体力 : 258 → 278
敏捷 : 255 → 278
器用 : 253 → 273
魔力 ; 252 → 272
運 : 1220
【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ・シークレットガチャスキル)
剣術・気配察知・料理・掃除・踊り・計算・生活魔法
身体強化・穴掘り・靴磨き・早起き・早食い・お笑い・交渉
大声・テイム・健康・ハードワーク・斧術・トラップ
転移魔法
【シルフィード・リスボン】
レベル: 25 → 27
力 : 125 → 135
体力 : 195 → 205
敏捷 : 195 → 205
器用 : 195 → 205
魔力 ; 332 → 342
運 : 35
森の魔導士(風魔法、土魔法、人物鑑定の素質を持つ)
【素質】:風魔法(風魔法が使える。)
【素質】:土魔法(土魔法が使える。)
【素質】:人物鑑定(ステータスや素質が見れるようになる。)
【マリア・フロンダール】
レベル: 24 → 27
力 : 180 → 195
体力 : 110 → 125
敏捷 : 105 → 120
器用 : 230 → 245
魔力 ; 360 → 375
運 : 28
聖女(治癒魔法、光魔法、祈りの素質を持つ)
【素質】:治癒魔法(治癒魔法が使える。)
【素質】:光魔法(光魔法が使える。)
【素質】:祈り(治癒魔法を使った時、効果が増加する。)
【タルト】
レベル: 20 → 24
力 : 170 → 190
体力 : 150 → 170
敏捷 : 200 → 220
器用 : 170 → 190
魔力 ; 100 → 120
運 : 28
武聖(格闘、身体強化、槍術の素質を持つ)
【素質】:格闘(素手での戦闘が得意になる。)
【素質】:身体強化(力、体力、敏捷の能力値を上げる。)
【素質】:槍術(槍の扱いが上手くなる)
【マフィン】
レベル: 20 → 24
力 : 100 → 120
体力 : 120 → 140
敏捷 : 120 → 140
器用 : 200 → 220
魔力 ; 250 → 270
運 : 39
守護神(結界魔法、光魔法、守護者の素質を持つ)
【素質】:結界魔法(結界魔法が使える。)
【素質】:光魔法(光魔法が使える。)
【素質】:守護者(想いが強いと結界魔法が強くなる。)
ちなみに一度地上に帰還したのは、レベルが予定通りに上がったので、次回で30階層まで攻略するつもりで再度準備を整える為と、単純に魔物の素材でマジックバッグがいっぱいになったからだ。
3日間でラッキー達はスライムでいえば1000体以上倒したし、ジュエルホビットは200体以上倒した。スカイドラゴンは最終的に25体倒した。それに伴い、ラッキー達のマジックバッグは魔石と帰還玉、ドロップアイテムでいっぱいになっていた。
魔物を1000体以上倒したなら、ラッキーのモンスターガチャスキルも相当貯まってるだろうと思われるかもしれないが、実際は10連モンスターガチャスキルが5回分貯まっているだけだ。
これは、21階層から23階層に出るスライム達とジュエルホビットは3パーティに分けて狩りをしたためである。ラッキー以外のパーティが倒した魔物に関しては、モンスターガチャスキルのカウントはされていない。
5回分の10連モンスターガチャスキルはまだ使用していない。皆で話し合って、明日ゆっくりと行う事が決まっている。デイリーガチャスキルに関しては3日間毎日使っていた。
ただ・・・
出てくるのはパンだけだった。運の数値が1000を超えてるのに今まで素質が出たのは1回だけだ。それ以外は約400回全てパン、もしくはパンの名の付くモノが出ていた。
「僕は、明日のギルドが楽しみだな。だってレアドロップがかなりあるよ。これはかなりの金額が期待できるよ。」
「タルトの言う通りだね。それにしても本当に山分けでよかったの?レアドロップのほとんどはラッキーの分なんだけど・・・」
「ああ。それは最初に山分けって決めてただろ。魔法の杖とかの欲しいモノは売らずにして、残りは山分けだ。」
「私はラッキー様のスキルが気になりますね。かなりの魔物を倒したから明日はけっこうな数になりますよね。」
「ああ、10連モンスターガチャスキルが5回使えるな。」
「じゃあ明日のお昼はパンパーティね。うまく素質が出ればいいけど、ほとんどはパンでしょうし。」
「それもいいな。」
「僕思ったんだけど、魔力の消費を抑える素質とか、効率よく魔力を使う素質が手に入れば転移の回数も増えるんじゃないかな?」
(なるほど。転移魔法を毎日使う事で距離はドンドン伸びてきてる。だけど回数は全く増えない。これは何か別の素質を手に入れたら改善されるかもって事か・・・たしかにマフィンの言う事も一理あるな。)
「たしかにその可能性はあるな。どんな素質が出るかわからないから、素質についてはそれほど詳しくは調べてないんだ。魔法系とか戦闘系の有名な素質はけっこう調べたんだけどな。」
「僕達も同じような感じだね。もしかしたらフランダル魔法国にいけばその辺詳しくわかるかもね。」
(フランダル魔法国か・・・たしかにドルチェならその辺知ってるかもな。サラマンダー連合国、ガイア国ときたらフランダル魔法国に行ってみるのもありだな。)
そうして、オーディールからの一時帰還を喜ぶ会は夜遅くまで盛り上げるのだった。
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