16 仮我の文字

 仮我の文字 我が名はラザロ 動き生き 請う露座裸花 川下の影

 けかのもじ わがなはらざろ うごきい(き こうろざらばな かわしものかげ)


  け‐が【仮我】仏語。人間は五蘊 (ごうん) の因縁が仮に和合したもので、実体としての我があるわけではないが、仮に我があるとしたもの。

  ろ‐ざ【露座/露坐】[名](スル)屋根のない所に座ること。野天に座ること。

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