短編集でありながら一つのミステリーを抱えた一作でした。まだまだ物語は続くようで、短編集を作った四人の作家の目的、事件を追う警察は今後どうなってしまうのかなどワクワクしてしまいます。

読み易い。興味深い。飽きが来ない。

三拍子揃った秀作です！
そして、物語は核心へと迫って行く。

様々なランキングの首位を総なめにして、
これからも躍進を続けて行く今作。

伏線は回収するもので、決して膨張するものでは無いけど
僕の頭の中には、興奮と期待のＢＡＬＬＯＯＮが成長中！

ＨＡＰＰＹ　ＥＮＤじゃなくったっていい！
其処に納得と感嘆の結末が待ち構えているのなら。

サルサ、チャーリー、チャールストン、ツイスト……
カタカナフェティッシュな僕を刺激する
知的で狡猾な、四大悪魔。

端的で軽快に凶行が発生する、短編のホラーは想像力を掻き立てます。

犯行が具体化し核心に切り込んでいく、警察ミステリーは流れを作り読者を世界に引き込んでいきます。

警察パートが、物語をどんどん進めるので冗長さが無く、一気読みしやすい作品なのでおススメです。

起きている事件と、担当する刑事のレポートが毎回綴られていて、話が進むにつれ、謎が深まっていく。

ミステリーが好きな方は、刑事の目線で読み進めていくのも楽しいですし、サマエル品評会の呟きも顔文字付きなので、余計に不気味な印象を与えてくれます。

とにかく、続きが気になります( •̀ㅁ•́;)

下手な考察は作品にとって良くないと思われますからまずは皆様にも読んでいただきたい。
たしかにこのホラー短編集、何かおかしい＾＾

次から次へと起こる事件。それらを結びつけるかの如く存在する、ひとつの短編集。
不可解な謎ばかりですが、これらがどこに収束していくのか気になります。

読み始めてあっという間に最新話まで来ちゃいました。
いや、連れて来られたというのが正しいでしょうか？