第103話
「でぇ由香りんはぁどおしてぇここにぃ来たのかにゃあ?」
ハニービーン改めビーは、足をぶらぶらさせながら木の枝に座って上半身を
「宮殿の夢から隠すためだ。由香里が安心して眠れるようにな。ここなら夢も手が出せない」
アズキが由香里の胸にしがみついたまま
「それはぁ魔女とぉツガイモのぉ目的なんだぉ。由香りんはぁ眠るためでもぉエロくなりたいわけでもぉ誰かを憎んだりぃ殺すのがぁ目的ではないでしょん。そもそもぉ由香りんはぁあたしの事を
「あ、ハイ。そうです」
「由香りんてばぁかたぁい。もっとぉ
「こいつの
由香里の腕の中でウサギが呟く。
「まずはぁあたしのぉ自己紹介だぉん。あたしはぁ
ビーはクルリと後転して、木の枝に両足をかけて
「石の中はぁ
ビーがクルリと体を起こして上体を戻した。
よくわからないけど
「石の眠りか……。その
アズキが耳をピーンと立てる。
「その辺はぁまた後でねぇん」
ビーはキャラキャラ笑って手を振った。
「次はぁ由香りんの番だぉん。
ビーがグイッと体を乗り出して、
「え、えっとー。そんなワクワク人生ではないんだけど。ポロリもないよ。
由香里今までの話しをした。
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