第7話 独占したい女の子達

第7話 独占したい女の子達


 昼休み中、咲は教室で舞とお弁当を食べていた。


「ねぇ咲ちゃんのお弁当凄いね!手作り?」


「私は朝弱いからお兄ちゃんが作ってくれてるの〜❤️」


「へぇ〜!いいお兄さんじゃん!咲ちゃんのお兄さんどんな人なのかな〜」


「お兄ちゃんを狙ってるの?」


「違う違うw単純に気になっただけよwそんな警戒心出さないでよw」


「ごめんね💦・・・私のお兄ちゃんだからね❤️」


「ん?何か言ってた?」


「何も言ってないよ💦」

(帰ったらあきにぃにマーキングしなきゃ!取られちゃう・・・私のあきにぃだもん!)


咲は少し、いやかなりやきもちを妬いていた。

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その頃、生徒会室ではお弁当を食べながら、原稿を考えていた。


「ここの言葉は・・モグモグ・・いる・モグ・かな?」


「会長・・・食べるか話すかどっちかにしてくださいよ💦」


「ん・・ごめんね〜明輝くんの卵焼き美味しいからつい〜❤️」


「え?っていつの間に僕のからとったんですか!?まぁ、いいですけど・・」


「明輝くんそれって告・・ケホッ!ん〜!」


「会長!?慌てて食べるから💦はい!お水です💦」


「んく・・んく・・ぷはぁ❤️あれ?このお水・・明輝くんのじゃ?」


「あっ!?間違えた!すみません💦嫌ですよね💦好きでも無い人の口つけたものなんて💦」


「いいんだ。私がむせてしまったんだから。ケホ・・気にするな。」

(明輝くんの唾液がついたペットボトル❤️明輝くんったら間接キスしたかったのかな❤️私なら直接キスしてもいいのに❤️)


ハプニングがありつつも昼休みの終わる5分前に原稿は書き上がった。


「明輝くん手伝ってくれてありがとう。5限目に遅れないようにね。」


「はい!会長も遅れないように!」


2人は各教室に戻って行った。

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その頃、咲は明輝と優が別れるところを見ていた。

(会長絶対あきにぃを狙ってる・・・私のあきにぃだもん!)


「お兄ちゃん!どこ行ってたの?私とお弁当食べる約束だったじゃん!」


「約束はしてないよ💦生徒会の仕事してたの。」


「ふぅ〜ん?いいよ。許してあげる。その代わり明日は私と食べてね❤️」

(明日は私が独占するんだ〜❤️)


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