第19話 ジョルジェットと二人で38と68にパラソル
土曜日のライダーズミーティングで パラソルの確認
地区戦では 過去無いが 盛り上がるので OK と軽いMFJとマーシャル
どうせタイヤウォーマーも出てくるので同時バックでとタワーも了承
予選は順調に 38が20″5 6位 68が19″9 4位 上位で通過 一安心
白子の73は26秒台で予選落ち 但し自己ベスト2″縮めたが あと2秒はいる
ただ ジョルジェットのパラソルで 三河バイクがビッグチームに変身したとか
凄いスポンサーが付かないと呼べないよな とか
そこら中のピットで噂になってる
今日は物凄いタイトミニに三河バイクのTシャツをウエストでしばりヘソ出し
モデルもやれるワールドカッパーだし、それが地区戦のパラソル 盛り上がる
それは放っておいて アクセルの開け方講習 3人のライダーに こうやってと
ジワーと開けたり すっと開けたり シフトでも変わるし 上り下りで変わると
要は負荷と回転数で 如何にトルクを出すか ワークだよ
38の後方排気を使って やって見せて やらせてみるとか 忙しかった
馬力では?に対しては 馬力は トルク✕回転数 結果だ トルクが大事と教える
早めに民宿に戻り ゆっくりして 食事して 栄子ちゃんの膝枕で
「うーーん マッシモたちがあまりやらかしていない 心配だ」
「やらかしてないのが心配?」
「あいつらは、やらかすのが当たり前と思わないとダメなお貴族様だ」
「でもパラソル持って綺麗でしたけど 付き合わされた私はたまらない」
「ごめんな いい出したら止まらないし」
9日 日曜日 朝の宿代の支払いで 高額の電話料金
「やっぱり それ俺が払います 欧州組です 未確定なら10万置いてきます」
後方排気の時代は高かったんだよ 国際電話
ゲート前に 青いナンバーのシトレエンとランチャ
「三河バイク」との紙が張ってある
もう目眩 外交官まで動かして誰か来たのか
ジョルジェットとマッシモが迎えに行く そのままトランポに乗せてパドックへ
いいのか 外交官ナンバーで来たやつを トランポでって それで素直に乗ってるし
イタ公はマッシモの従姉妹で これもガチの貴族様 フィレンツェの主の家系
仏公はジョルジェットの従兄弟でやっぱりガチの貴族様 大葡萄農園の主
悩む間もなくライダーズミーティングが始まり終わり
フリープラクティスが始まる時間になる
パラソルがジョルジェットとイタ公の女の娘 かなり強烈
ピットボードは マッシモと仏公の従兄弟
まだ名前も訊いていいないが、スケジュールは進んでいくし タイムは順調
ため息も突く間もなく 栄子ちゃんを構う暇もなく
本戦のグリッドにマシンが並んでいく
ジョルジェットと二人で38と68にパラソル 欧州美人が二人
三河バイクのTシャツでヘソ出しの凄いミニスカでピンヒールな二人
「内村さん もう ゴメン アンナン連れてきて」
「三河バイク ビッグチームだな ミニスカの 欧州美人のパラソル
ライダーには 別のプレッシャーだ」笑えていない内村さん
パラソルバックとかの合図は知ってるようでサクッとピットウオールへ
マッシモ達がストップウオッチ ジョルジェット達がピットボード
サポートに三河バイクの三人
決勝は 68が3位と表彰台 38が5位とシリーズポイントゲット
なんかいつの間にか表彰式で 3位だけ欧州美人の 両頬へのキス有り
おい 鈴鹿のマーシャル 何やってる サボるな状態 と思ったら
外交官Noのイタ公と仏公が居た
表彰式が終わって 一段落 この一瞬だけがシリーズを追いかけるレーサーの休憩
明日からもう次のレースへ向けてのスタートだしな
とかカッコつけて言ってたら
「スキーのトイレと同じ」とワールルドカッパー二人
「それ栗田さんに怒られるから」と注意すると
「ナガノオヤジ イッテタ ダイジョウブ」と二人のWC
目眩しかしない
「あの二人の宿とかは」と訊くと
「シラコ ミンシュク フネ」
「はい了解 流石に日曜日空いてるでしょ」と諦めて予約して
クラウンワゴンと外交官ナンバーで向かう
ついてすぐ矢田に謝罪の電話
「帰れなくなった」
「どうした」
「青いナンバーの車に囲まれてる 伊と仏」
「はい???」
「シトレエンとランチャだ お前もすぐ来い 俺一人ではたまらん」
「はい???」
「涼子さんでも誰でいい 連れてこい」
「断る 地雷原に行けない」
流石 矢田だ 危険はきっちり避けていく
ここは恵子ちゃんに電話して「矢田を落とすチャンス」と煽ったら
夕食を8時に それまで行く と電話が切れる
温泉浴衣で盛り上がって
栄子ちゃんが女性二人用の半幅帯を借りて
文庫と貝の口改で結んであげたら更に盛り上がる
外交官も盛り上がる
1940にNAが到着する 恵子ちゃんが矢田の腕を絡め取って入ってくる
温泉浴衣に着替えて 船ニ杯の夕食スタート 瓶ビールで行こうとすると
外交官から 白ワインの差し入れ でも最初はやっぱりビールと蹴る
さんざん呑んで食ってから 外交官から自己紹介が始まる
仏大使館の二等書記官の アンドレさん
イタ大使館の一等書記官の カルルさん
飛んできたのが 仏 クリスチャン18 当然名前の通りで、親も本人も
クリスチャン・サロンの大ファン
イタは キアラ19
三カ国 共通言語は日本語で 進んでいく
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物凄く薄い記憶でタイム書いてましたけど
今のSMSCのスポーツ走行 早い遅いの境目が22″
後方排気の時代の地区戦ならこんなものかと一安心
ここから盛り上げるためタイムは上がっていきます
パラソルの二人 ピンヒール 無理です
サーキット舗装 刺さります けど ピンヒールがカッコいいので
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